ポリ袋から別人の毛髪、大阪 近く養父母ら本格聴取大阪府高槻市で、ポリ袋に詰められた同府豊能町の職業不詳宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった死体遺棄事件で、袋から宇野さんとは別人のものとみられる毛髪が採取されていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。 高槻署捜査本部は、遺体を遺棄した人物の毛髪の可能性が高いとみて鑑定を急ぐとともに、宇野さんの養父母と知人男性の計3人から近く本格的に事情聴取する方針を固めた。 捜査関係者によると、事件発覚時の宇野さんの毛髪は首ぐらいまでの長さで色は茶色だったが、採取された毛髪は宇野さんのものよりも短く、色や髪質も違った。 袋からは宇野さんが着ていた服や靴以外に証拠品は見つかっていない。指紋も検出されていないため、毛髪が容疑者特定の有力な手掛かりになる可能性がある。 また、2008年10月、養母の母親で飲食店経営の女性=当時(52)=が変死していたことも府警や近所の住人への取材で判明した。 【共同通信】
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