被害者女性に数千万の生命保険 大阪・高槻の死体遺棄大阪府高槻市の淀川堤防で4月29日、ポリ袋に詰められた同府豊能町の職業不詳宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった死体遺棄事件で、宇野さんが2月ごろに養子になり、その後に受取金数千万円の生命保険が掛けられていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。 高槻署捜査本部は、家族から事情を聴くなどして、生命保険の契約をした経緯や事件との関連の有無について慎重に捜査を進めている。 捜査関係者や知人によると、宇野さんは以前、大阪市内にある実家に住んでいたが、インターネットを通じて養母と知り合い、養母の家族が住む豊能町の家に転居して一緒に生活。2月ごろに養子縁組をした後、生命保険が掛けられた。 宇野さんは実家を出る際に「住み込みで働く」と話し、豊能町では家の近くにある飲食店で働いていたことがあった。 【共同通信】
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