知人男性経営の店で勤務、事件前 被害女性、大阪・高槻大阪府高槻市の淀川堤防で、ポリ袋に詰められた同府豊能町の職業不詳宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった死体遺棄事件で、高槻署捜査本部が本格的に事情聴取する方針を固めた養父母の知人男性が経営するうどん店で宇野さんが事件前に働いていたことが13日、近所の住人への取材で分かった。 捜査本部は、宇野さんが事件に巻き込まれた経緯について、養父母とこの知人男性が、何らかの事情を知っているとみて捜査を進めている。 また、この知人男性は養母の母が変死した際の第一発見者だった。府警によると、知人男性は2008年10月31日午前8時ごろ、養母の母が暮らしていた居酒屋兼住宅のベランダをリフォームするため訪問した。養母の母の様子に変わったところはなかったが、約30分後に再び訪れると階段で倒れ意識がなかったと証言している。 近所の人によると、居酒屋兼住宅は養父が所有。養母の母が死亡した後は、店舗を引き継ぐ形で知人男性が妻と一緒にうどん屋を経営し、宇野さんも働いていた。 【共同通信】
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