養父関係先から睡眠導入剤 大阪・女性遺棄事件大阪府高槻市の淀川堤防で、ポリ袋に詰められた同府豊能町の宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった死体遺棄事件で、遺体から睡眠導入剤が検出され、高槻署捜査本部が宇野さんの養父の関係先から同じ成分を含む多量の睡眠導入剤を押収したことが14日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、押収されたのは睡眠導入剤で少なくとも数十錠。捜査本部は睡眠導入剤を所有していた理由を養父から聴くなど、関連を慎重に調べている。 宇野さんの死因は頸部圧迫による窒息死で、首を絞められ殺害された後、淀川堤防に遺体が遺棄されたとみられている。体に抵抗したような傷などはなかったことから、捜査本部は、宇野さんが睡眠導入剤を飲まされた後で被害に遭った可能性もあるとみて捜査を進めている。 また、宇野さんの養父母は事件前、宇野さんを周囲に紹介する際、「養父の実の妹」「昔からの友人」などとうその説明をしていたことが近所の住人への取材で判明。 【共同通信】
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