舞鶴で死亡の男性を養父と断定 大阪の女性死体遺棄事件大阪府高槻市の淀川堤防で、ポリ袋に詰められた同府豊能町の宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった死体遺棄事件で、京都府警は18日、舞鶴市に止めた乗用車内で死亡していた男性を、宇野さんの養父(39)と断定した。 京都府警によると、家族などが身元を確認。後部座席で見つかったのは練炭でなく木炭だったことも分かった。男性は一酸化炭素中毒による自殺だったとみて、19日にも司法解剖して死因を特定する。 養父は運転席に座った状態で発見され、グレーのTシャツに黒のジャージー姿。後部座席に置いてあったしちりんの木炭はくすぶった状態だった。エンジンキーはシリンダーに差し込んだ状態で見つかり、運転席側のドアはロックされていなかった。 養父は電話で家族に自殺をほのめかした後、17日午後11時半ごろから連絡が取れなくなり、家族が大阪府警に相談。「舞鶴方面に向かった」との情報から、京都府警が捜索した結果、18日午前4時半ごろ、舞鶴市白杉の漁港そばの空き地で車を発見した。 【共同通信】
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