赤松農水大臣が口蹄疫の発症後に長期間、日本を離れていたことについて、民主党幹部は問題だとの考えを示したうえで、大臣が外遊先でゴルフをしていたことを明らかにしました。
赤松大臣は口蹄疫の発症が確認された後の4月30日から5月8日までキューバやメキシコなどに出張しました。感染が広がる中、大臣が長期間、日本を離れたことについては野党・自民党が危機管理上、大きな問題だと批判しており、19日の外務委員会でも厳しく追及しています。
こうした中、複数の民主党幹部が19日夜、赤松大臣のこの時期の長期出張について「問題だ」との考えを示したうえで、外遊中に海外でゴルフをしていたことを明らかにしました。
自民党側は今後、国会で赤松大臣の現地での日程の詳細などを追及する方針で、「ゴルフなどが事実であれば辞任を求めたい」としています。(20日02:13)