大阪府高槻市の淀川でポリ袋に入れられた女性の遺体が見つかった事件で、女性にかけられていた保険金は、合わせて約2000万円だったことが分かりました。

 高槻市の淀川堤防で先月、豊能町に住む宇野津由子さん(36)の遺体がポリ袋に入れられて捨てられているのが見つかりました。宇野さんは今年1月、内装業を営む豊能町の夫婦の家に引っ越し、翌月にこの夫婦と養子縁組を結んだことが分かっています。宇野さんには3月、審査が比較的簡単な共済型の生命保険が3つかけられ、保険金は合わせて約2000万円になることが新たに分かりました。うち1000万円分は事件直前に解約されたということです。養父母は周辺に、保険については「内装業という仕事の性格上、必要だった」などと説明していたということです。警察は、養父母の関係先を捜索するとともに、引き続き事情を聴いて保険と事件との関連を慎重に調べています。

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