大阪・高槻市の淀川沿いで、殺害された36歳の女性の遺体が見つかった事件で、遺体から睡眠導入剤の成分が検出されたことが、警察の調べでわかりました。女性が医師から睡眠導入剤を処方された形跡はないということで、警察は、何者かが女性に薬を飲ませた疑いがあるとみて調べています。
大阪・豊能町に住む宇野津由子さん(36)は、先月29日、高槻市の淀川沿いで遺体が袋に詰められた状態で見つかりました。宇野さんは首を絞められて殺害されており、警察が詳しく調べた結果、遺体から、市販されていない睡眠導入剤の成分が検出されたということです。しかし警察によりますと、宇野さんが医師から睡眠導入剤の処方をうけた形跡はないということで、警察は、何者かが睡眠導入剤を飲ませた疑いがあるとみて捜査を進めています。