大阪府高槻市でポリ袋に入れられた女性の遺体が見つかった事件で、死亡した女性にかけられていた保険は審査が比較的簡単なタイプだったことが分かりました。
先月、高槻市の淀川堤防で、豊能町に住む宇野津由子さん(36)がポリ袋に入れられて遺体で見つかりました。宇野さんは1月、住んでいた松原市の団地を出て、内装業などを営む豊能町の夫婦の家に引っ越し、翌月、夫婦と養子縁組をしていました。養子縁組の後、宇野さんには養父母が受取人の数千万円の保険がかけられていましたが、保険は審査が比較的簡易なタイプだったことが警察などへの取材で分かりました。養父母は「内装の仕事をしてもらうので、保険に入ってもらった」などと周囲に話していたということで、警察は保険加入の経緯を慎重に調べています。