大阪・淀川の河川敷で36歳の女性が遺体で見つかった事件で、宇野津由子さんに養子縁組をした夫婦が多額の保険金をかけていたことが分かっていますが、2年前に不審な死を遂げたこの養母の母親(当時52)とみられる女性にも保険金がかけられていたことが新たに分かりました。
高槻市の淀川堤防で先月、女性が4枚のポリ袋に入れられ、ひものようなもので首を絞められて窒息死しているのが見つかりました。女性は大阪府豊能町に住む職業不詳の宇野さんと判明し、同居する夫婦と今年2月ごろに養子縁組をし、その直後に数千万円の保険金がかけられていたことが分かっています。その後の調べで、今回、警察が死体遺棄容疑で捜索した夫婦の所有する建物で、2年前に妻の母親とみられる女性が不審な死を遂げていたことが分かりました。
近くの住民:「(預かっていた)子供を見ていたので、小学校に送り出して、その後、すぐ亡くなった。朝の9時ごろ。階段を踏み外して(亡くなったと)、鼻血が出ていたからふいたと(第一発見者から)聞いた」
この女性にも夫婦を受取人とする保険金がかけられていたことから、警察は、その経緯についても調べることにしています。