国会法改正案 与党単独審議も
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国会法改正案 与党単独審議も

5月19日 15時13分

民主党の山岡国会対策委員長は、野党側が求めている予算委員会での集中審議の開催などには、当面、応じないとしたうえで、国会法などの改正案についても、与党単独で審議に入ることもありうるという考えを示しました。

野党5党は、18日、与党側に対して、衆参両院の予算委員会で集中審議を開催することや、与党3党が提出した官僚の国会での答弁を禁止することを柱とした国会法などの改正案の撤回を求めました。これについて、民主党の山岡国会対策委員長は党の会合であいさつし、「野党側は、参議院選挙向けのパフォーマンスで、単に法案を審議させないためにやっているだけだ。法案の審議に優先して集中審議を行うことは考えられない」と述べ、集中審議などには、当面、応じない考えを示しました。また、山岡氏は、国会法などの改正案について、「直ちに衆議院の議会制度協議会を開き、十分議論してもらいたい。相変わらず、野党側が応じないなら、最終的には順法路線も考えないといけない」と述べ、野党側の理解が得られない場合は与党単独で審議することもありうるという考えを示しました。