【ニューヨーク=小高航】米ゼネラル・モーターズ(GM)のクリス・リデル最高財務責任者(CFO)は17日、2010年通期で計60億ドル(約5500億円)の設備投資を計画していることを明らかにした。生産設備の刷新などで競争力向上に努める。一方、新規株式公開(IPO)の時期については「年内か来年か、市場環境などを見極めて決める」と述べた。
リデルCFOは電話会見で、8億6500万ドルの純利益を計上した1~3月期決算について「GMが再生する上で重要な一歩」と指摘。ただ「安定的に利益を出せる体質になることが重要で、今後も事業に集中する」と述べ、社員の気を引き締める意向を示した。
同CFOは持続的な成長へ向け設備投資を積極化すると表明。60億ドルの投資額は旧GM時代の08年の水準(約75億ドル)より少ないが、トヨタ自動車の09年度の投資額とほぼ並ぶ規模となる。
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