南アフリカW杯
関連ニュースや各国チーム情報を掲載
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】恩返しだ ジョー2010年5月19日 紙面から
◆阪神4−2ソフトバンクやられたままではやはり、終わらなかった。9回に追いつき、延長10回に勝ち越した阪神の逆転劇。演出したのは、福岡への“凱旋(がいせん)試合”となった城島だった。9回、先頭打者で打席へ。ソフトバンクが投入した守護神・馬原のフォークを左前に運び、反撃の口火を切った。 「1点差だったし、塁に出たら代走と言われてたからね。『僕じゃダメですか』と聞いたけど、ダメだったみたい」。代走・大和が二盗を決め、代打・桧山の適時打で同点。今季3度目の途中交代だったが、初めて勝利に結びつき、ジョークも交えながら、笑顔で振り返った。 城島見たさも手伝って、ヤフードーム今季最多となる3万5388人が詰めかけた試合。打席に入る時は大きな拍手と歓声で迎えられた。「うれしいよね。ブーイングがあるかなとも思ったけど、やっぱり温かい。ここの打席は特別な感じでした」 感謝の表現は全力プレーをすることと心に決めての4打席、そして、苦心のリード。ホークス在籍時はまだ半人前だった先発・小椋に3打席で2三振と成長を見せつけられたが、それでも自身も「パ・リーグの打者はブンブン振ってくるから」とフォークを巧みに使い先発・久保を好リードした。 試合前には一塁ベンチ裏の資料室に入ろうとするいたずらもみせ、ソフトバンク関係者を慌てさせた城島。2連戦の初戦をモノにし、チームを再び2位にも浮上させ「こういうゲームを負けてたら痛い。大きいね」。19日は鷹党からブーイングが生まれるほどの活躍で、連勝へと導くつもりだ。 (大久保晋)
|