計量後、健闘を誓う王者・天海(右)と挑戦者・江畑
「WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ」(17日、さいたまCA)
計量が16日、東京・水道橋の後楽園ホール展示場で行われ、王者、挑戦者ともに一発で計量をパス。その後、王者・天海ツナミ(山木)と挑戦者・江畑佳代子(ワタナベ)が男子と並んで調印式中、JBC非公認時代から普及に尽力してきた山木ジムの山木敏弘会長が「女子も見てやってください!」と会見の流れを遮って猛アピールした。天海は「女子が劣っているとは思っていない。レスリングのような存在になれば」と訴え、広告代理店の営業ウーマンでもある江畑は「女子には粘り強さがある。競技人口が増えるきっかけを作りたい」と熱闘を誓った。
(2010年5月16日)