日本ユニシスに移籍した潮田玲子(右)と、混合ダブルスのパートナー・池田信太郎=東京・江東区の日本ユニシス
バドミントンの潮田玲子(26)が17日、都内で混合ダブルスでペアを組む池田信太郎(29)と同じ日本ユニシスにプロフェッショナル契約で入社したことを発表。「成長するためには、環境を変えるしかない。競技人生の最終章として決断した」と決意表明した。
8年間所属した三洋電機を退社。三洋には女子部しかなく、大阪が拠点であるため、東京にいる池田との距離の壁が強化の妨げとなった。「ここまでできたのも三洋のおかげ。苦渋の決断だった」と振り返った。
日本ユニシス側は混合ダブルス世界トップクラスと国内外で合同練習を進めるなど全面支援を約束。潮田は「世界ランキングを上げたい。20位以内、トップ10を目標にしています」と話し、タレント活動も制限して、12年ロンドン五輪へ突き進む。
(2010年5月19日)