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北野作品をメディア酷評、最低評価が続々

2010.5.19 05:03
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 第63回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された北野武監督(63)の「アウトレイジ」(6月12日公開)の公式上映が17日夜(日本時間18日未明)、メーン会場のルミエールで行われた。3分間に及ぶ観客のスタンディングオベーションに、北野監督は大興奮。「見事お客をKOした」と自身初のパルムドール獲得に手応えを感じていた。

 観客の熱狂的支持を受けた17日夜の公式上映とは裏腹に、一夜明けた18日のメディアでの評価は厳しかった。大手映画誌「SCREEN」の星取り表では、すでに上映が終わったコンペ出品作8本の中で最低の0・9点(4点満点)。審査した9人中3人が最低評価の「BAD」に印を付けた。同「le film francais」も5段階で4点をつけたのは15人中1人だけ。地元各紙の扱いは小さく、「LE FIGARO」は「『菊次郎の夏』を撮った監督とは思えない」と酷評した。


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