一人でツアー(4月1日〜6日)のイタリア旅行に参加してきました!
え?一人?って思わないで下さい(笑)
今回の旅の目的は
自分一人でなんでもやってのけることでしたので!
とはいってもいきなり全て自分で、というのは無理があるのでツアーで行きました。
最終日以外のホテル、食事は用意されてます。
基本的に自由行動の時間は一人です。買い物や散策は一人でしました。
これが楽しい!自分一人で何かをやるのって大変だけどわくわくするんですよね。
以降こんな考えを持った上での一人旅のお話ですので可哀想な目で見ないで下さいね!w
4月1日まず成田からミラノに着いてすぐホテルで一泊。
一人なので部屋が広い広い!ベットが二つもありますどっちで寝たらいいのw
個人的に最初のホテルが一番綺麗でオシャレでした。
・・・ですが 恒例のアレ。やってしまいました。
鍵持ってないのにドア閉めちゃった\(^0^)/ぷぎゃー!やっちゃった!まだイタリア着いて1時間くらいなのに!仕方なくフロントへ。
最初はイタリア語で「ミスクーズィ?(すみません)」と声を掛けて「I left my room'key in my room.」みたいな簡単な英語で説明すると「あ〜はいはい。部屋番号は?」的な態度。
金髪ベリーショートのちょっと怖い女の人でした^^;
部屋番号伝えると英語で鍵を返しに来て下さいね、的な事を言っている。
でもそれって今貰った鍵?前の鍵?部屋戻ってすぐ返しにこなきゃいけないの?といろいろ疑問が。
なので質問したのですが聞こうともせず同じことを何回も言われました。
しまいには「オーノー。この子わかってないわ。どうにかして」みたいな感じで違う人に引き継がれた!
わかってますから!私のカタコト英語も聞いて下さいよ!
でも何とか前の鍵らしいことが分かったので「OK.Grazie.(ありがとう)」と言って帰りました。
心配した添乗員さんが様子を見にきてくれて廊下で会ったので前のカギを渡して事無きを得ました。
いや〜洗礼でしたね。来て1時間であんな態度とられたらへこみますって!
でも北イタリアは東京みたいなもので結構冷たいらしく覚悟していたので大丈夫です。
こんな事もイタリア面白い〜てな感じで楽しんでましたw
4月2日次の日はあいにくの雨でしたがミラノのドゥオモを見に行きました。
白、ピンク、茶色と淡いパステルカラー配色で凄く綺麗でした。
中のステンドグラスも感嘆ものです。字が読めない人の為にお話し形式になってるのが素晴らしい。
そのあともいろいろ観光してベニスへ。
ベニスとは英語読み、イタリア語ではヴェネツィアですね。
満潮の時は水に浸かるというサンマルコ広場!
奥に見えてるのがサンマルコ寺院です。丁度次期ローマ教皇候補だった人がミサをしていました。
寺院を見学したのちヴェネツィアングラス工房へ。
どこの国でも職人はいるものです。匠の技でした。もちろんグラス買いました!後で写真をのせますね。
その後1時間半ほどの自由行動でヴェネツィアを散策しました。
写真の茶色い鐘楼に上りたかったのですが今日は終了とのこと。教会や鐘楼は閉まるのが早いです。
5時6時にはさっさと終わっちゃうので時間の使い方に気をつけないといけません。
後はやっぱりイタリアに来たんだから!ということでジェラートを食べました。
ヴェネツィアングラスの買い物は日本語ぺらぺらのイタリア人相手でしたのでホントにイタリア語だけで
買い物するのは初めて!でも店員さんはアジア人の女の人でしたのでなんか安心しました。
ぶっちゃけイタリアで会った女の人で一番優しかったです(笑)
イタリア人は同性に厳しく異性に優しいというのは本当ですね。特に男性にはそれはそれは優しくして頂きました(笑)のちのち話しましょう。
ガラスケースに前に立つとこんな味がありますよ、とフレーバーを教えてくれました。
表記もイタリア語だけどココナッツとかショコラとか読めないものはありませんでした。
さっぱりしたものが食べたかったのでいちごとレモンにしました。
一番小さいのでもダブルからが基本みたいです。2€でした。
特にいちごが美味しかったです!
その後ホテルで食事。このあたりから同じツアーの方とも仲良くなりました^^
4月3日バスでフィレンツェに向かいます。旅行中は北から南へ縦断したのでほとんどバス移動です。
旅行だからと言って足が棒になることはありませんでした。
お昼御飯を食べたレストランはおそらくイギリスの修学旅行生らしき団体と同じフロアで賑わってました。
そこでまたアクシデントが^ー^イタリアは公衆トイレが少ないのでご飯を食べた店で済ませる、というのが常になっていました。
でもみんな同じことを考えるためか戻ってきた同じツアーのおばさまによるとトイレに紙は無く、水浸しでかなり汚いとのこと。
添乗員さんも混んでたら男子トイレを使って下さいと言っていたので何のためらいもなく男子トイレに入りました。
まさか、ね。まさか入ってくるとは思わないじゃないですか。
なんで来ちゃうのぉぉぉぉおお!こんなところでフラグ回収しなくていいんだってばぁ!!
先ほどの修学旅行生が二人・・・。会話しながら入ってきたのでわかりました。
イタリアのトイレは鍵が壊れている事が多く、ここもそうでした。
開けようとするんです、その男の子!トイレに入ったのは腰に巻いたポーチからお金を出したかっただけでドア近くに立っていたためなんとか阻止することができました。
そしてこちらからノックすると「あ、入ってたんだ」て感じで笑いながら「OK.」と返事が。
うん。これからどうしよう^−^早くしないとツアーの人待ってるし、ここでじっとしてても仕方ない!
覚悟を決めてバッと出ました。
いやぁもうマンガみたいでしたね。あの男の子の顔。目が点てこのことを言うんだと思いました。
しかも私も天パッてるからソーリーじゃなくミスクージィと言って出てしまうし。
明らか英語圏でしょうに!
でも理解ある子たちで「OK.」とまた言ってくれました。「分かった、分かった。仕方なく入ったんだね」
って感じで理解してくれたようです。
慌てて飛び出しましたがこれはいい土産話ができました´−`
途中ミケランジェロ広場から私が一番イタリアで見たかったフィレンツェのドゥオモを一望!
イタリアと言ったらこれな感じしません??右の丸い建物ですね。
ドゥオモとは大聖堂の事でまぁ大きな教会です。このあと市内へ向かいヴェッキオ橋など観光。
自由時間中橋を渡りきったところでイタリア人のおじさまに声をかけられました。
「Ciao.」とあいさつしてくれたのでし返すと「Giapponese?」と聞かれ「Si.Japan.」と答える。
(ほんと英語とイタリア語を混合して使ってました。 Si=はい)
するとにこにことおじさまはイタリア語でいろいろ言ってくるんだけどわからない!
かすかにフィレンツェとローマが聞きとれたので「明日ローマに向かいます」的な事を言うと
いっそう盛り上がって「You are beautiful!」なんて言われて握手を求められました。
日本では滅多に見られない光景ですよね。「Grazie.」と照れ笑いするしかありませんでした。
するとカフェに行こうと誘って下さいました。イタリアではよく見られる光景なのかもしれないし
もしかすると観光客を狙った何かだったのかもしれませんけど素直に嬉しかったです。
「綺麗だ!」と言われて嫌な女性がいるものですか!(笑)
残念ながら外国で知らない人に付いていくほど不用心でもないし時間もなかったので
「NO.Grazie.」とこちらも残念そうに笑っておじさまの肩をぎゅっとして戻りました。
最後まで残念そうでしたけど本当に悪意なく誘ってくれたんだったら嬉しいなぁ。
でも自分の孫でもおかしくないくらいの年の子を誘うとはさすがイタリア人(笑)
そして次の自由行動ではフィレンツェは皮が有名だから!とお母さんにお財布を買いました。
そのあとさっきのドゥオモに上りに行きました。絶対上りたかったんですよ!
チケットを買うために並んでる時も回りは外国人ばかり。ほとんどが白人さんでした。
周りから様々な言語が聞こえるので面白かったです。フランス語や英語はよく聞きましたが
ドイツ語は聞きませんでしたね。あと中国語と韓国語も頻繁に聞きました。
チケットは8€でした。階段は412段程あるらしく狭かったですけどすいすい登れました。
こうゆうとき「忍者の国なんだぞ!息なんか切らせるか!」とか思っちゃいますね(笑)
頂上からの眺めはそれはもう、素晴らしかったです。一番感動した場所かも。
右手の鐘楼も登れます。そちらに上ると丸屋根が見れわけですね。
こちらからは鐘楼の鐘が鳴るのが見えました。
上ったはいいのですが出口の通路が狭く混雑しててなかなか進まない。
なのでぼ〜っと街を眺めてると「日本人ですか?」と話しかけられました。日本人男性で20代後半くらいかな?同じく一人旅をしているらしく昨日はローマに行ったとのこと。
不思議なのですがどうして日本人と中国、韓国人を見分けられるのでしょうか?
街を歩いてても「こんにちわ」と言われることはあっても「ニーハオ」とは言われませんでした。
顔はよく似ていると思うのですが何か違うんでしょうか。不思議です。
イタリアについて沢山話しながら私の集合時間が間近だったので一緒に降りました。
私も外国人ばかりで心細かったので嬉しかったです。偶然ですね!
完全な一人旅ならなおさら道中で出会った同じ国の人に親近感わきますよね。
記念に写真を撮りましょうということでドゥオモをバックに撮って「よい旅を」とお別れしました。
一期一会ですね〜。
夕食はステーキでした。これが一番美味しかった!
前日も赤ワイン飲んだのですがこのキャンティはおいしかった!
ワインなんて普段飲まないし銘柄とか無知なのですが美味しかったです。
そして
初めてお酒に酔う、ということを経験しました。ふわふわして気持ち良くなって、饒舌になりました。
その後もずっとご機嫌でホテルに戻ったらベットで数時間寝ちゃいました。
いや〜酔うってこんな気持ちいいものなんですね。
普段人見知りな私も隣に座った親子で来られてた奥さんとたくさん話せて本当楽しかった!!
ワインにはまりそうです。私も酔えるんだと分かったのがこの旅の大きな収穫でした!
4月4日フィレンツェからローマへ。
昼ごろにレストランでピザを食べたのですがそこのウエイターさんが陽気でとっても感じがよかったです。
まず飲み物を聞かれるので水を頼むと、持ってきてくた時に「カワイイ」と笑顔でいってくれました。
その後も目が会うたびにウインク(笑)イタリア人男性だな〜と思いました。
誰にでもしているわけでは無かったので好みがあるようです。
私は彼のお気に召したようでウインクの嵐を浴びさせて頂きました。
その他にも同じツアーで同年代の女の子二人組が居たのですがその子には驚かしたり通るとき「ゴメンネ☆」なんて言ったりして楽しませていました。
男性からのアプローチなんて慣れてないのでそうゆうとき目を逸らしてしまいます。
嬉しいという気持ちはあるけど、やっぱり言葉や態度にしないと外国の方には伝わらないだろうなぁと
思いました。
お金を払う時も手を触られて(笑)そうとう優しくしてもらいました。
今度イタリア行く時はウインクし返すくらいの余裕を持ちたいですが、奥ゆかしいのが日本人の魅力でもありますので、無意識の行動があ〜私日本人だなぁと思いました。
そのあと車窓でコロッセオ、下車観光でトレビの泉、真実の口へ
午前中近くでデモ(イタリアらしい!)があったのでそのまま流れてきたのかすごい人でした。
コインを二枚投げると想い人と結ばれるということで50¢と1€投げてきました。
その後近くのジェラート屋さんにみんなで行きました。
アラブ系?の肌が黒い方が立っていたのですがそこでも色目を使ってもらえました(笑)
暫く悩んで「いちごとキウイ」と言ってレシートを渡すと手を舐めるように触られました^^;
イタリア人とは違い真顔でやられて怖かったので「Grazie.」と苦笑いしておきました。
ジェラートを渡す時もいたずらしてなかなか渡してくれないんです。
こうゆうときは日本人の特技、とにかく笑顔で切り抜けるしかないですね^^
なんかこんな風に書くと私がすごくモテてるように思えますが他の人も声掛けられたり色目使われて
いるようなので、優しい男性に飢えてる日本人女性は是非南イタリアをお勧めします!
私も旅行前にナンパがよくある、と聞いて嘘だろうと思っていましたけど実際なんだかんだで
声掛けてくれますよ。レディとして扱ってくれました。
夕食はサルティンボッカ。ここでもワインで酔いました。
最終日は終日自由行動なのですが仲良くなった一つ上の女の子が一緒に回らないかと言ってくれました。
その子はお父さんと来ていて正直一人で回ることが目的だったんですが好意を断れず
酔っていたので「いいんですか?是非」なんて返事を。日本人ですね^^;
まぁ正直心細かったし嬉しかったのですが内心迷ってました。
ホテルに戻ると凄く酔って饒舌な私は二人組の女の子にも話かけて大盛り上がり。
そのまま彼女達の部屋で夜中までわいわい話しました。
明日が最終日という時でしたが仲良くなれて嬉しかったです!
4月5日結局パルテオンとコロッセオ、テルミニ駅まで一緒に行動しました。
一緒なのは安心だし楽しかったけどやっぱり気楽な一人がいいですね。
どうしてもお昼御飯は一人で食べてみたかったしお父さんも一緒に御飯は気を使うと思ったので駅でお別れしました。あと駅地下のスーパーにも行きたかったし!
こんな風に写真パシャパシャとってあちこちうろうろするものだからやっぱり一人の方が気楽でした。
イタリアのスーパーの商品配置は全く日本と同じです!入口に野菜などの生鮮食品、奥に生活雑貨がありました。
写真はヨーグルトです。
スーパーではチーズとパスタ、紅茶などを買いました。イタリアのチーズ、バターはおいしい!
kiriってありますよね、あれより少し甘く食べやすい感じです。
その後事前に調べておいたレストランへ。
日本語メニューもあって入りやすいお店でした。
食べようと決めていたスパゲッティポモドーロ(トマトソース)を頼みました。
イタリアではよく外のテラスで食べるようで、外がよかったのですが私が座ったとこパラソルがない・・・!
直射日光ですよ。イタリアの日差しは半端じゃないですね。
4月なので帽子もサングラスもいらないだろうと思っていましたが日本の夏並の日差しでした。
気温も高く、日本とは違いますね〜。
ただ外で食べるとよりいっそう美味しかったです♪ツアーで食べたリゾットやパスタは
これ70%ぐらい芯残ってるよ!というのがほとんどでしたがこれは柔らかかったです。
日本人向けにしてくれたのかな?粉チーズをたっぷりかけたら最高でした!
ウエイターが「fine?」と聞いて来たので「Buono!」と言ってほっぺを人差し指でぐりぐりしました。
これはイタリアのジェスチャーでおいしい、の意味です。
すると喜んで「Thank you very much.」と言ってくれました。
お会計は「Il conto,per favore.」で通じました。テーブルチャージなど含めて9.9€だったので
10€渡して帰りました。なんだかんだで一人で食事できて嬉しかったです!
なんかすごく成長したというか、外国でこれができれば日本で何でも出来ると思いました。だって言葉通じるんだもん。
その後ローマ三越で集合しバスで空港へ。空港でもジェラート食べました。
5日はローマで大きな地震があったようですね。丁度飛行機に乗ったあたりでしょうか。
ミサイルの時も日本にいなかったし、綺麗に回避していたみたいです。
お土産はこんなです!
チョコ、オリーブオイル、ハンドクリーム、マグネットなど。
左のがグラスです。耐熱で丈夫なのにしました。見切れてる青い方は蛍光灯の下で紫に変わるんです!
物価が高いので自制してたら少しお土産が少ないかな?とも思いますが今回は怒涛のツアーでしたので今度また行く機会があればワインでも買ってこようと思います。
次行くならナポリとカプリ島ですね!青の洞窟!
取りあえず初海外でしたが最高でした!添乗員さんが貫禄あって面白くて、最後成田でハグして別れた時は涙がぶわって出ました。
一期一会。これも旅の醍醐味でもありますね。ご一緒した方は年配のご夫婦が大半でしたが本当に優しくしていただて、いい旅でした!
以上私のイタリア旅行記でした!
アリーヴェデルチ☆