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62歳女性が双子を出産、養子認められず決断 ブルガリア

  • 2010年05月13日 12:23 発信地:ソフィア/ブルガリア
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ブルガリアの首都ソフィア(Sofia)の産科病院で撮影された双子の赤ちゃん(2009年1月10日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/BORYANA KATSAROVA

【5月13日 AFP】ブルガリアの62歳の女性が今月5日に双子の女児を出産した。12日の同国紙「24時間(24 Hours)」が報じた。

 女性は北部のルセ(Ruse)に住む精神科医のクラシミラ・ディミトロワ(Krasimira Dimitrova)さん。胚(はい)移植で妊娠し、帝王切開でそれぞれ1キロに満たない双子の女児を出産。それぞれ「メアリー」「ジャクリーン」と名付けられた。

 まもなく定年を迎えるディミトロワさんは、養子を取ろうとしたものの年齢を理由に当局に却下されたため、出産を決意したという。なお、当初は三つ子だったが、医師団がうち1個の胚を取り除く決断をした。

「年齢は障害ではなかった。子どもが欲しくてたまらなかった。将来のことをあれこれ考えるのは好きではないが、子どもたちには元気に育ってもらいたい」(ディミトロワさん)

 担当医によると、60歳以上の女性が胚移植で双子を産んだケースは世界で2例目にすぎないという。世界初、そして最高齢出産の記録を保持しているのは現在70歳のインド人のオムカリ・パンワル(Omkari Panwar)さんで、2008年に双子を出産している。(c)AFP
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