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失業者支援を虚偽申請 詐欺容疑で無職男逮捕 福岡県警
このニュースのトピックス:詐欺・脱税・出資法違反
福岡県警博多署は18日までに、失業者に住宅入居費などの生活支援費を貸し付ける「総合支援資金貸付」制度を悪用し、虚偽申請して金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで自称福岡市西区福重団地の無職、佐々木英二容疑者(40)を逮捕した。博多署によると、同制度を用いた詐欺事件での逮捕者は全国初。
逮捕容疑は、平成21年12月14日ごろ、入居予定がないにもかかわらず、虚偽の借入申込書を県社会福祉協議会に提出。22年2月までに住居入居費や生活支援費など計83万1790円をだまし取ったとしている。
3月になって、住宅手当の申請を受けた福岡市が賃貸契約書類の不備を不審に思い同協議会に連絡。確認したところ賃貸契約の事実はなかった。
佐々木容疑者は調べに対し、だまし取った金を「生活費に使った」と話しているという。