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プロボクシングWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(30)=ワタナベ=が、日本人対決に興味を示した。6回TKO勝ちした初防衛から一夜明けた18日、東京・品川区の所属ジムで会見。陣営は今秋に予定するV2戦の相手に日本人選手を視野に入れていることを明かした。既に元日本ライト級王者・嶋田雄大(38)=ヨネクラ=から挑戦状が届いており、今後検討していくことなる。
晴れやかな笑顔だ。内山はアンヘル・グラナドス(ベネズエラ)を一撃で仕留めた右拳に多少の腫れはあるものの「無事に勝ってホッとしている」と心境を明かした。律義な王者らしく、朝から母・百代さん(58)を始め、学生時代の恩師など応援してくれた人たちに次々とお礼の電話を入れたという。
初防衛戦を終えたばかりの王者だが、注目されるV2戦は9月にも予定され、日本人対決になる可能性も出てきた。当初、V2戦は暫定王者のホルヘ・ソリス(30)=メキシコ=との王座統一戦を視野に入れてきた。所属ジムの渡辺均会長(60)は、次戦の相手が未定であることを強調した上で「ルールでは次戦は暫定王者との対戦になるが、日本人選手ともやらせてみたい」と話し、過去2度の世界挑戦の経験がある嶋田から1週間前に挑戦状が届いたことを明かした。
嶋田は現在、国内の現役最年長選手。97年デビューで、02年に日本ライト級王者に輝き、5度防衛。08年6月にWBA世界スーパーフェザー級、09年7月にはWBA世界ライト級と2度にわたり世界に挑んだベテランだ。
この日、挑戦状の存在を知った内山は「嶋田さんは頭脳的な選手。年齢を感じさせない」と分析。5階級制覇のマニー・パッキャオ(フィリピン)と対戦経験があるソリスについても「実績がある選手とやれる可能性があるのは自分でも驚いている」とやる気をみせる。嶋田か、ソリスか。陣営は慎重に見極め、対戦カードを決めていく。
【日本人同士による世界戦】過去に20試合行われている。そのうち、正規王者と暫定王者が戦う王座統一戦は、94年のWBC世界バンタム級タイトルマッチの薬師寺保栄(松田)―辰吉丈一郎(大阪帝拳)など2試合で、薬師寺が勝ったようにいずれも正規王者が勝っている。王座決定戦は08年のWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチの名城信男(六島)対河野公平(ワタナベ)の1試合(名城の勝利)。残り17試合の戦績は王者15勝、挑戦者2勝で圧倒的に王者が優勢となっている。
(2010年5月19日06時01分 スポーツ報知)
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