在日アメリカ軍の戦闘機による低空飛行の目撃情報が昨年度、県内ではのべ800件あまりあったことが19日、わかりました。
これは、県議会の総務委員会で県が報告したものです。
それによりますと、昨年度、アメリカ軍機の低空飛行は県内10の市や町で目撃されました。
目撃された日数は213日、件数は延べ805件で、そのうちおよそ95パーセントが北広島町やアメリカ軍岩国基地に近い廿日市市や大竹市に集中しています。
また、午後7時以降の夜間は延べ45件目撃されています。
全体の目撃件数は、前の年に比べおよそ30パーセント減っていますが、岩国基地には神奈川県の厚木基地から空母艦載機59機を移設することに日米両政府が合意しています。
県は、引き続き低空飛行訓練の中止を要請していく考えです。(5/19 11:59) |