酒を飲んで乗用車を運転したとして、大阪府警は18日、府警運転免許課の主任、寺前彰容疑者(61)=同府摂津市南別府町=を道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。府警によると、呼気1リットルあたり0.5ミリグラムのアルコールが検出され、寺前容疑者は「17日午後8時から11時ごろまで焼酎のお湯割りを4、5杯以上は飲んだ」と話しているという。
監察室によると、寺前容疑者は18日午前7時ごろ自宅を出発。約10分後、大阪市東淀川区井高野2丁目の市道でタクシーと接触した。同容疑者は免許の更新事務を担当。昨年3月に定年退職するまで運転免許課に11年間在籍し、同4月に再任用されて同課で働いていた。