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「ビッグイシュー展」スポニチプラザできょうから開催

 スポニチプラザ大阪できょう19日から25日まで「7周年へまい進 ビッグイシュー展」が開かれる。9月に日本語版の創刊から丸7年、節目の150号に到達する同誌。プラザ内にバックナンバーを設置し、読者の悩みにホームレスが答える名物コーナーの単行本「世界一あたたかい人生相談」を即売。カメラマン高松英昭氏の写真展「ストリートピープル」、販売者が撮影した写真の展示も行う。

 同誌による、ホームレスの自立を支援する試みは1991年に英国で、日本では03年に大阪で産声を上げた。路上で雑誌を販売する文化がない日本だけに当初は「ホームレスに売らせて、買う人がいるわけない」「100%失敗する」との厳しい指摘もあったという。

 現在は1冊300円で販売され、うち160円が販売者の収入。読者層を20、30歳代と想定し、オバマ米大統領から米俳優ジョニー・デップ、うさぎのキャラクター・ミッフィーら多彩な面々が表紙を飾ってきた。

 その軌跡をたどろうと19日は販売者への取材会、22日は日本語版創刊以来のライター・稗田和博氏を招いた公開インタビュー、23日には佐野章二代表と販売者らによる座談会を開催する。

スポニチプラザ大阪

[ 2010年5月19日付 ]

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