最終更新: 2010/05/19 13:09

スーパーニュースニュースJAPANスピークスーパーニュース WEEKEND新報道2001

口蹄(こうてい)疫問題 政府、半径10km圏内すべての牛や豚にワクチン接種し処分する方針

宮崎県で家畜伝染病の口蹄(こうてい)疫が感染拡大している問題で、政府は、半径10km圏内すべての牛や豚にワクチンを接種したうえで、処分する方針を固めた。
赤松農水相は「ここまで広がっている以上は、ちまちまやってもしょうがないから、そこまでやるかというところぐらいまで踏み込んでやりたいと思ってます」と述べた。
新たな対策では、発生地から半径10km圏内で、牛や豚など口蹄疫に感染する可能性のあるすべての家畜にワクチンを接種して殺処分する、10〜20km圏内については、牛や豚を精肉に加工して、農水省所管の独立行政法人「農畜産業振興機構」が買い取るなどとしている。
官邸で、鳩山首相らと最終調整を行ったうえで、赤松農水相が会見で正式に発表する。
宮崎県での口蹄疫の感染は、18日夜、新たに5例の感染の疑いが確認され、これまでに殺処分対象となった家畜は、あわせて12万頭近くにのぼっている。

(05/19 11:47)


[ high / low ]

「経済」の最新記事

最新記事