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 2010年5月18日(火) 19:25
竹林寺山の天体望遠鏡が一部完成
京都大学などでは、岡山県浅口市の竹林寺山に口径3.8メートルの巨大望遠鏡を設置することにしています。
その心臓部とも言える反射鏡の一部が、岐阜県内の工場で完成しました。
鏡の完成には表面を10万分の1ミリという超高精度で磨く技術が使われています。

ここは国立天文台の施設を見渡すことができる竹林寺山の丘の一つです。
京都大学などが口径3.8メートルの巨大望遠鏡を設置しようとしているのがこの場所です。
竹林寺山は晴れの日が多い上、大気が安定していることから50年前に現在の国立天文台が観測所を置いた場所で、新しい望遠鏡もそこに据えられるわけです。
3.8メートルという口径は国内では群を抜いて巨大です。
ハワイ、マウナケアのすばる望遠鏡を手がけた沖田喜一さんが現地で建設の指揮を執ることになりました。
望遠鏡を収めるドームは、すばると同じ円筒形が採用され、望遠鏡そのものもコンピュータ経緯台と言うすばるに良く似た形です。
直径3.8メートルの鏡は、バウムクーヘンを切り分けたようなセグメントと呼ばれる18枚の扇型の鏡の集合体です。
この鏡の研磨を受け持つのが岐阜県関市の「ナノオプトニクス・エナジー」と言う会社です。
狭い工場内に据えつけられた特殊な研削盤の上には、完成したばかりのセグメントが載せられていました。
このセグメントは、レーザー光線による干渉と言う方法で表面を調べながら、極めて細かな研磨剤を使い表面のカーブを10万分の1ミリという精度で仕上げて行きます。
鏡を載せるトラス構造の筒は、名古屋大学で研究が進んでおり、うまくいけば3年半の後には世界最高レベルの技術を結集した東洋一となる口径3.8メートルの宇宙を探る巨大な目がここに完成することになります。

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