NHK福岡のニュース　福岡放送局

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「降った液体」は潤滑油

先月、福岡空港近くの住宅街で道路や車などに付着していた油のような液体は、警察が調べた結果、機械部品の潤滑油だったことがわかりました。
油は南北２００メートルにわたって付着していることなどから、警察は航空機から落下した疑いがあるとみて調べています。
先月２６日、福岡市博多区の金の隈周辺で、南北２００メートル、幅１００メートルの範囲で油のような液体が住宅の屋根や道路、それに車やバイクなどに付着しているのが見つかりました。
警察がこの液体の成分を詳しく調べた結果、機械部品に使われる潤滑油だったことがわかりました。現場は、福岡空港からおよそ２キロのところで、上空付近は航空機が通過するコースだということです。
警察は油が広範囲にわたって付着していることから、航空機の機体に使われている潤滑油が上空から落下した疑いがあるとみて調べています。
一方、警察から連絡を受けた福岡空港事務所は、「航空会社各社に確認したが、油漏れなどの報告はなかった。今後、空港事務所としても油の成分を詳しく調べ原因を明らかにしたい」と話しています。

05月18日　20時41分

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