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2010年5月17日 (月)

甘利氏が暴行を否定

 12日の衆院内閣委員会で、民主党の三宅雪子衆院議員(45)を転倒させてけがを負わせたとして、懲罰動議が出された自民党の甘利明衆院議員(60)が17日、改めて暴行の事実を否定しました。神奈川県支部連合会の参院選決起大会に出席し、一言あいさつでの開口一番「フェミニストの私が女性に指一本触れるはずがありません。最近では家内にさえ、指一本触れてません!」と笑いとともに同情を誘っていました。
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 念のためですが、私は甘利さんと個人的な面識はまだありませんし、かばう理由もありません。ましてや有権者から愛想をつかされたままの自民党に肩入れするつもりも100パーセントありません。

 しかし、12日の内閣委員会の現場にいた者として、三宅さんの転倒騒動から懲罰動議を出すまでの一連の民主党の動きについては良識を疑っています。自戒を込めていえば、こんな下らない騒ぎに乗っかってしまうマスコミにも責任があるわけですが・・・。

 今回の件については、事件当時、強行採決阻止のために質問を続けていた小泉進次郎氏(29)の発言が最も的を得ているのではないでしょうか。

 決起集会の後、JR桜木町駅前での街頭演説で、こう話していました。

 「本当にバカらしいこと。こんなことを論議して国民の生活に何のプラスになりますか。甘利議員が民主党から懲罰動議を出されました。こんなに名誉なことはありません。幹事長もけじめをつけない。鳩山総理もけじめをつけない。政治とカネの問題もけじめもつけられない党から懲罰をもらうほど名誉なことはありません! 本来なら皆さんと一緒に考えなくていけないことがいっぱいある。子ども手当てはこのままやるのか減額するのか。消費税は上げるのか据え置くのか、それともいつ上げるのか。何のために上げるのか。宮崎県では口蹄疫が蔓延しています。この問題が起きたときに農林大臣は外遊に行っていた。すぐに対処しなかった。(三宅さんが)転んだかどうかは国政の問題じゃない。個人の間で話せばよいことです」

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コメント

小泉さん良い事というねー。今日の朝すっきり見てびっくりしました。電話がつながってて加藤さんとテリーさんにおこられてましたよ。ずうずうしくも電話でコメントしてさらに恥をさらしていました。何であんな人が議員なんですか?恥ずかしい。

しかし懲罰動議出された以上そう言うわけには、いかんでしょう。
懲罰動議が通ったら冤罪でっち上げ、通らなかったらヤッパリ自演で嵌めたのか。

どっちに転んでも民主党にとってはイメージダウンにしかなりませんね。

今回の事は、政治に関心ない人達までも注目させてしまったから、民主党どう対応するのか見もねですね。(笑)

アンチ巨人ですが
これからはスポーツ報知を購読することにします。
これからも頑張ってください!応援しています!

ちょっとまった・・・・。

問題の本質はそこではないでしょう。
ヤラセ捏造で国民の信託をうけてそこにいる国会議員の政治生命を奪おうとしてるんですよ???

物凄い怖い事じゃないですか????
民主党が懲罰動議まで出した以上マスコミはその真偽を追求する必要があるかと。冗談で済むレベル、一線を越えた事件になってるんですよ。

そもそもい強行採決の場に関係のない与党議員がバリケード作って怪我した謝罪だ賠償だと叫んでいる政治工作が疑われる事態なのにジャーナリストとして認識が甘すぎではないでしょうが?

少々残念でした。

 小泉ジュニア、なかなか本質を突いた発言をしてくれていますね。三宅議員の転倒事故?はたしかに個人の問題として話せばいいこと。国会で討議すべき課題はたくさんあるというのは、おそらく誰もが首肯できることです。

 これを、しっかり取材しレポートされている甲斐さん、流石ですよ!私は田舎にいるためか、これを取り上げてくれているテレビの報道などは見ていないように思います。それにしても、甲斐さん、タフですね。秋田の次は横浜・桜木町ですか?

桜木町での演説の内容を知りたかったので、載せてくださってどうもありがとうございます!

国会質疑や演説を聴いていると、物事の本質を見極める力と、それを的確に言語化しコミュニケーションする力がすばらしいと感心します。
爽やかな笑顔もいいですが、戦闘モードのときもいい。志の高さがにじみ出てるからですかね。

これからが本当に楽しみな政治家です。

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甲斐毅彦

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