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舛添氏が東国原氏と会談、「地方分権」一致も連携は慎重 自民から批判高まる (1/2ページ)
このニュースのトピックス:東国原知事
自民党の舛添要一前厚生労働相(61)は15日午後、参院議員会館で東国原英夫宮崎県知事(52)と会談し、地方分権推進に向け協力していくことで一致した。ただ、注目の新党構想については話題に出なかったという。舛添氏は引き続き東国原氏や橋下徹大阪府知事(40)との連携を深め、存在感をアピールしていく構えだが、自民党内からは、新党結成をちらつかせる舛添氏の姿勢に対し、批判が一気に高まっている。
会談は東国原氏の要請で約40分間行われた。会談後、東国原氏が記者団に語ったところによると、舛添氏は夏の参院選前にまとめる政策集に東国原氏の地方分権への意見を反映させたいとの考えを示した。
東国原氏は「地方税財源の確保など権限や財源の移管についてきちんと政策を打ち出していくなら応援する」と応じたという。
東国原氏は今後の舛添氏との連携について、「どういう連携が考えられるか検討してみないと分からない。地方のために頑張っていただきたいというエールは送りたい」と述べた。
一方の舛添氏は、記者団に「いい政策の議論ができた」とだけ答えた。
東国原・橋下両氏との連携の動きをみせる舛添氏について、15日朝に開かれた自民党の全議員懇談会では、谷垣禎一総裁に厳しい対応を求める声が相次いだ。