◎2009日本国際包装機械展―10月20日火曜日から4日間開催
(社)日本包装機械工業会(石田隆一会長)が主催する2009日本国際包装機械展(ジャパンパック2009)が10月20〜23日の4日間、東京ビッグサイト東展示棟全6ホールで開催される。
開催テーマは「か・え・る【ka・e・ru】変・返・帰・代・換・替・孵・買」。開催規模は293社、1827小間。石田会長は「包装機械産業の20年度の生産高は前年度比6・1%減の4030億円に止まった。厳しい環境の下で開催される当展示会は、質の高い商談の場として長年にわたり築き上げてきた実績をもとに需要業界の多様なニーズに応える新製品、新情報を提供できると確信している」と挨拶。
本多宗隆実行委員長は「標題テーマの下『かえよう、かわろう包装の未来はジャパンパックから』をモットーに開催準備を進めてきた。45年におよぶ歴史と実績を踏まえ内外を代表する包装機械、包装資材メーカーなどが少子高齢化対応、安全・衛生対応、環境対応などの需要業界のニーズを満たす展示でお待ちする」と挨拶した。
入場料は、入場証、招待券持参者は無料。
その他は3000円/日、招待券はhttp://www.japanpack.jp/から入手可。
◎韓国・済州島の豚肉が約5年ぶり輸入解禁、29日に記念セミナー
大韓民国農林水産食品部と韓国農水産物流通公社は、8月28日付で日本政府と韓国・済州島の家畜衛生条件が締結されたことを受け「韓国産豚肉・輸入解禁 記念セミナー」(済州島豚肉と韓国産豚肉加熱商品)を、10月29日午後4時から東京・四谷の韓国文化院セミナーホールで開催する。今回、処理施設に指定されたのは16施設で、豚肉等の加熱処理施設は韓国内の2施設。
今回の記念セミナーは、平成16年12月8日に豚コレラで韓国・済州島からの輸出が一時禁止になって以来約4年9カ月ぶりの解禁であり、ことし8月28日付けで日本と韓国の間で家畜衛生条件が締結されて輸入停止が解除された。ただ、韓国本土は豚コレラの清浄国としての家畜衛生条件を満たしていないため、現在も清浄化対策が進められており、現地生産・輸出業界では来年以降の解禁に期待を寄せている。また、加熱処理された豚肉等の加熱処理施設の指定では、ことし7月9日に、日本向けに輸出される豚肉等の加熱処理施設として指定基準を満たしているとして「ハニルファーム(株)」と「ドンバン(株)」(ブランド・販売は(株)ウェルサム)の2施設が指定された。
今回の記念セミナーは、10月29日午後4時から、東京都新宿区四谷4―4―10の韓国文化院(丸の内線四谷3丁目駅1番出口徒歩2分)で記念の一大イベントが実施される。主催は大韓民国農林水産食品部と韓国農水産物流通公社で、大韓民国大使館、済州特別自治道、(社)韓国肉類輸出入協会、(株)食肉通信社が後援する。
2部構成で午後4時から2階のセミナーホールで(社)韓国肉類輸出入協会の金康植(キム・ガンシク)顧問、ハニルファーム(株)のシン・チャンホ理事、(株)ウェルサムのチョ・セファン代表を講師に午後6時まで。講演内容は、韓国産および済州島の豚肉生産飼育・環境、部分肉加工処理、輸入再開に至った経過の説明。さらに対日向け輸出対応の現状などの報告および加工2社による加熱処理施設の現状と対日輸出対応を報告する。
第2部の懇親会では、29日の肉の日に掛けて“豚(トン・ニク)の日”と定めて、韓国・済州島産豚肉や韓国産の食肉加工品の展示・試食なども用意された4階の庭園で、午後6時から開宴する。当日は、韓国食品広報大使のうつみ宮土理さんの記念トークショーや伝統楽器カヤグムの公演なども予定され、パーティをおおいに盛り上げる。
セミナーの問い合わせは流通公社の権(コン)さん(03)5367―6694まで。
(情報:食肉通信社提供)