桟橋方式での辺野古移転と部隊の一部を徳之島に移転すること等で調整。首相が明言した5月末決着は事実上断念。[関連情報]
ヘッドライン
読売新聞 |
結局、辺野古「埋め立て」へ…普天間移設
米軍普天間飛行場移設問題で、政府は、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設の工法を「埋め立て方式」に戻す方向で最終調整に入り、米政府側に伝えた。(読売新聞)[記事全文]
◇米側要求は「現行アセス範囲内」
・ 修正、現行アセス範囲内で=米側が要求―普天間移設 - 時事通信(5月18日)
・ [用語]普天間移設のアセスメント - 東奥日報
・ 普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価準備書 - 防衛省・自衛隊
◇移設案の変遷
・ 移設経緯(1)<辺野古>使用期限15年消滅 V字滑走路に規模拡大 | (2)<県内>「既に基地あるから」 “苦渋歴史”背景に負担集中 | (3)<県外>他県も実際に検討 政治状況が許さず - 琉球新報(2009年10月25日)
・ 普天間移設案の変遷 - 産経新聞(5月10日)
・ 普天間基地移転先を巡る議論 | キャンプ・シュワブ沿岸部以外の移設候補 - 関連情報エリア
▽政府最終案
・ 普天間移設政府案、現行計画地に杭打ち桟橋 - 読売新聞(4月30日)
・ 「普天間」政府案難点だらけ「沖縄の負担変わらず」 - 最終案の主な問題点。読売新聞(5月14日)
◇政府・与党の今後の対応は?
・ [動画ニュース]日米外相会談は21日 岡田外相が正式発表 - 日本テレビ(5月18日)
・ <普天間>対処方針巡り、政府・与党内での綱引きが激化 - 毎日新聞(5月18日)
・ 普天間 鳩山首相 23日に沖縄県再訪問で調整へ - 毎日新聞(5月19日)
バックナンバー
移設案は現行アセス内で 米側(18日) / 沖縄県議の要請 徳之島が拒否(17日) / 首相、閣議了解の決意変わらず(17日) / 防衛相 負担を沖縄より全国へ(16日) / 社民 県内なら閣議了解応ぜず(16日) / 「普天間」外相、防衛相会談へ(16日) / 長官 徳之島空港の拡張要請(15日) / 首相修正「地元の理解が先」(14日) / 普天間 知事会で「分散」要請へ(13日) / 普天間 首相「6月以降」初言及(13日) ...
ニュース
- 首相動静(5月19日)(時事通信)19日 - 8時5分
- 米国務長官、21日から日中韓歴訪=哨戒艦沈没、普天間など協議(時事通信)19日 - 6時43分
- 結局、辺野古「埋め立て」へ…普天間移設(読売新聞)19日 - 3時2分
- 結局、辺野古「埋め立て」へ…普天間移設(読売新聞)19日 - 3時2分
- 普天間 鳩山首相 23日に沖縄県再訪問で調整へ(毎日新聞)19日 - 2時31分
- <普天間>鳩山首相 23日に沖縄県再訪問で調整へ(毎日新聞)19日 - 2時30分
- 防衛相と駐日米大使が会談 普天間問題で協議(産経新聞)19日 - 0時31分
- 北沢防衛相、米大使と会談(時事通信)18日 - 23時14分
- 首相、23日沖縄再訪固まる(時事通信)18日 - 22時56分
- 修正、現行アセス範囲内で=米側が要求―普天間移設(時事通信)18日 - 22時26分
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普天間基地移転先を巡る議論
提案者 | 内容 | |
---|---|---|
現行計画 | 沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に2本の滑走路を建設。(自公政権で日米、沖縄合意の上、決定)民主党政権で徳之島に訓練基地建設 | |
国民新党案 | 沖縄県の嘉手納基地に統合。または名護市のキャンプ・シュワブ陸上部への移設。 国民新党の移設案要旨。「県外移設」にはこだわらない | |
社民党案 | アメリカ領グアム、サイパン、北マリアナ諸島テニアン、九州など。 社民党の移設案要旨。「県外移設」を譲らない構え | |
沖縄世論 | 1月24日、名護市長選挙で移設受け入れに反対する候補が当選。 2月24日、沖縄県議会本会議で県内移設に反対、国外・県外移設を求める意見書を全会一致で可決 | |
時事通信|All About 「普天間基地移設の見直しで代替案が続々」 |
- 鳩山政権の正念場。迷走する普天間問題 - 移設先や与党各党、アメリカのスタンス一覧。All About(2010年4月20日)
キャンプ・シュワブ沿岸部以外の移設候補
場所 | 提案者 | 現地や関係者の反応など | 検討可否 (過去の日米協議の有無) | 米の代案受け入れ3条件への可否 |
---|---|---|---|---|
サイパン、テニアンなど | テニアン市長/社民党 | 北マリアナ諸島議会「誘致決議」/岡田外相、中国の具体名を挙げて海兵隊駐留に固執 | 検討可 検討済みの場合「検討不可」 | 可 米側、代案に関する条件を、(1)受け入れる地元側の同意 (2)連立政権内の合意 (3)海兵隊の(空地)一体運用の確保。に決定 |
北九州など県外(空地一体) | 社民党 | 「県外」協議 本格化を 米外交問題評議会/関東平野など米太平洋軍としては異存はない/基地勘弁が本土の本音 | 大半の案が検討不可 | 未確認 |
10年暫定九州移設(空地一体) | 玉城氏(民主党) | 基地勘弁が本土の本音 | 未確認 | 未確認 |
徳之島移設 (日本側は地上部隊を沖縄に残し、訓練など機能分散を検討方針) | 首相 | 徳之島3町長、農業や観光振興を妨げるとして今後交渉に応じない姿勢/地上部隊を沖縄に残すのであれば一体的運用が不可能として米が重ねて航空部隊のみの移設を拒否。/施設の配置が米側の安全基準に抵触する可能性 | 検討可 | (1)(3) |
キャンプ・シュワブ陸上部ジャケット方式(知事の許可なしに強行可) | 下地氏 | 宜野湾市の基地対策協議会が県内移設は「市民への侮辱」/クシニッチ連邦下院議員が「地元住民の視点がまったく存在していない」/米、地元の合意必要を強調 | 適用外 | (1)(2) 社民党が政権離脱もやむなし |
「辺野古浅瀬桟橋方式案」 以前のシュワブ沖合い案とほぼ同じ | 官房長官 | 仲井真知事が名護市長が拒否なら公有水面使用容認せず/米、地元の合意必要を強調 | 今回拒否済み | (1)(2)(国民新党と社民党が反対)/米側はテロの危険性や工期で難色 |
普天間、嘉手納訓練本土分散案 (九州内巡回案) | 防衛相 | 元々米軍再編で訓練5割本土分散は日米で合意済み。更に分散?/米太平洋海兵隊司令部が「日本で行うことができる訓練は限定される」/岩国から20機も集中に抗議(嘉手納基地) | 未確認 | (1) |
47NEWS、沖縄タイムス、琉球新報、asahi.com、373news.com、南日本新聞、時事通信、NHKのキャッシュ-宜野湾市、東京新聞 |
- 普天間基地 移設先候補地マップ - Yahoo!地図 ワイワイマップ
他の案
移設と在沖海兵隊の抑止力についての主張
主張者 | 主旨 | 主張 | 「在沖」の必要性について |
---|---|---|---|
第3海兵遠征軍 コマンド・ブリーフ | アジアは潜在的なフラッシュポイント。 | アジアは米本土から距離があり、地域的国家不安定など潜在的なフラッシュポイントである。第3海兵遠征隊は、イラクの自由作戦、アフガニスタン不朽の自由作戦、アフリカの角、フィリピンなどにも派遣されている。安全保障上の配慮とコミュニケーションのため、訓練回数は年間70回を越える。また2004年のアジア津波から、2009年のフィリピン台風及びインドネシア地震など、合計10件の人道的援助と災害救援を行っている。 | すでに日本本土、西太平洋全域に展開 |
コンウェイ海兵隊総司令官 | 海兵隊は一体として移転配備すべき | 航空部隊が地上部隊、後方支援部隊の兵站部門などと距離的に分離された場合、効果的な訓練実施が事実上不可能になる。ヘリ部隊と地上部隊は一体的な運用のため65カイリ(約120キロ)以内の距離に配置する必要がある(47News) | 一体配備の必要性の他は場所には言及なし |
カート・キャンベル氏(現国務次官補) | 1998年普天間非公式協議 2005年沖縄タイムスのインタビュー(キャッシュ) | 日本政府が沖縄以外に海兵隊の移設先提供が不可能なのであって、海兵隊にとって沖縄の戦略的位置は問題ではない。検討は、日本側が移駐先候補地を極めて具体的な形で米側に示してからでないと、とてもできない(1998)。関連 ラムズフェルド国防長官は、歓迎されない場所に米軍を駐留させないと明言している。それが命題だ。2003年に沖縄を視察した際、県民がかなりの規模の削減を切望していることを実感しており、国防総省の責任者の共通理解になっている。普天間飛行場の移設先として、日本本土、アジア諸国、米本国を含め、さまざまな選択肢が考えられる(2005)。 | 北九州、四国を含む広範囲の地域が移設可能 |
米太平洋海兵隊司令部 | 日本で行うことができる訓練は限定される | 我々は今、北マリアナ諸島の中で船から海岸に上陸し、すぐに実弾を使った射撃訓練に入れる場所を探している。他国を招き、沖縄の海兵隊と一緒に訓練することは困難。日本政府はおそらく他国の軍隊が日本の領土に入るのを望まないだろう。 | 「在沖」を忌避ともとれる表明 |
米太平洋海兵隊司令官 | 対象は北朝鮮 沖縄でなければならないとは思わない | 実は沖縄の海兵隊の対象は北朝鮮だ。もはや南北の衝突より金正日(キムジョンイル)体制の崩壊の可能性の方が高い。その時、北朝鮮の核兵器を速やかに除去するのが最重要任務だ。関東平野など他に受け入れ先があるのなら、どうしても沖縄でなければならないとは思わない。海兵隊が(日本に)前方展開できるのであれば、太平洋軍として異存はない | 上記キャンベル氏と同じ立場 |
沖縄県民・メディア | 抑止力となりえない | 在沖海兵隊だけでは1個旅団にも満たない。朝鮮半島有事には海兵隊だけでも最低で5個旅団が必要で、米西海岸とハワイの部隊も総動員しなければならない。本土で受け入れないことを抑止論で言い繕うのはやめるべき。 | キャンベル氏や米太平洋司令官の立場に沿った見解 |
宜野湾市 | 沖縄駐留は抑止の要件ではない | 海兵遠征部隊が沖縄に駐留していないと台湾や韓国に1日で展開できないので抑止力の致命傷になるというのは、素人の国民をだます真っ赤な嘘。2006年の普天間飛行場ヘリ部隊の海外派遣資料によると、1月から5月の5ヶ月で約3ケ月は、グアム、フィリピン、韓国、タイの海外演習・訓練に出ていた。さらに、9月下旬から11月下旬まで米比合同訓練のためエセックスに載ってフィリピンに出ていた。1年の半分以上は、沖縄にいない。 | 上記第3海兵隊の立場に沿った見解 |
ローレス元米国防副次官 | 普天間継続は在日米軍撤退 | 普天間存続では、長続きせずに撤退に追い込まれることは現政権も承知済み。空母打撃部隊を、我々が日本防衛のために必要だと考える軍事力(海兵隊)を不要だと宣言する国に置いておくと考えるのは間違いだ。 | 普天間存続を否定する以外場所には言及なし |
1969年韓国朴大統領 | 沖縄の米軍撤退を強く懸念 | 日本は強い経済力を持ちながら、アジアでの(軍事的)負担をほとんど担わず、沖縄返還時には基地提供すら拒否しようとしている | 「在沖」を要求 |
鳩山首相 | 沖縄の近くのみ | 米海兵隊の抑止力は大きいから沖縄から遠いところに移設するのは適当でない | ほぼ現状維持が信念 |
長島防衛政務次官 | 県外移設はできない | 沖縄に海兵隊が存続することが日本の安全保障の根幹にかかわる。沖縄駐留以外の選択肢はない。 | 「在沖」不可欠論 |
琉球新報、asahi.com、Stars and Stripes、産経デジタルiza、沖縄タイムス、宜野湾市基地渉外課 |
普天間飛行場の移設とは
(引用:宜野湾市、東奥日報ニュース百科、外務省、ニューヨークタイムズ、沖縄タイムス、Wikipedia、徳之島万華鏡)
[写真]沖縄県宜野湾市にある米海兵隊の普天間飛行場(2005年6月22日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA
- 普天間基地移設問題の経過 - 年表。琉球新報
- 沖縄・名護市長に移設反対派 基地の現状を見る - 普天間飛行場、嘉手納飛行場、キャンプハンセン、キャンプシュワブの説明。ANN NEWS(YouTube 2010年1月25日)
米軍側の認識
なぜ普天間飛行場を完全に移設しなければならないのですか?
騒音がひどくて危険で、沖縄県民の主張する「不公平な負担」の象徴だからです。海兵隊員2名と海軍衛生兵らによる12歳の小学生をレイプし誘拐した1995年の事件で反基地デモが沖縄に起きて、米軍施設を減らす運動が生まれました。2003年、ラムズフェルド国防長官は、上空より普天間飛行場を視察し、「事故が起きない事が奇跡だ」とコメントしました。その翌年、海兵隊のヘリコプターが沖縄国際大のキャンパスに墜落し、普天間基地閉鎖要求の声が高まりました。
再編実施のための日米のロードマップ
「日米同盟:未来のための変革と再編」(2005年10月29日)をもとに、日米両国は太平洋全域における日米の軍事力の再編に同意した(再編実施のための日米のロードマップ(仮訳))。この再編計画の一環として、日米両政府は、2014年までに、沖縄から8000人の海兵隊員とその家族9000人を移動することで合意した。第3海兵遠征隊の沖縄からグアムへの移転には、司令部部隊、航空部隊、地上部隊、及び後方支援部隊の移転も必要される。この移転計画をサポートする新たな施設の建設がグアムと北マリアナ諸島自治州(CNMI)に必要である。新たな施設には、訓練区域、及び主に住居として使われる兵舎が含まれる。グアムと北マリアナ諸島自治州(CNMI)は、大隊規模の部隊に、持続使用可能な訓練エリアを提供する。
2006年の合意は、海兵隊約2,000人が名護市に移動し、残り約8,000人がグアムに移転する計画。このロードマップは、2009年のグアム移転協定(PDFファイル)の締結によって、正式に日米間の合意事項となった。日米安全保障条約上の米軍の義務への対処のために、沖縄より柔軟で迅速な対応が可能なグアムに海兵隊を移転する。
移設先のキャンプ・シュワブ沿岸部
- キャンプ・シュワブの位置 - Yahoo!地図
グアムの環境影響評価(アセスメント)
沖縄からグアムへの海兵隊移転と普天間飛行場の危険性除去
宜野湾市の取り組み
普天間飛行場のヘリ部隊がグアムに移転することを示すいくつもの証拠がある。国防総省グアム軍事計画報告書に沖縄からグアムへ移転する部隊名が示された。列挙された11の普天間基地に関連する海兵隊部隊の中に海兵隊中型ヘリ中隊が入っている。グアム州政府から説明された資料に、移転を想定している海兵隊部隊として、31st Marine Expeditionary Unit ・第31海兵遠征部隊2,000人と記述されているので、グアムに来る37機の回転翼機には、31MEUのヘリ部隊であり、普天間基地の海兵航空ヘリ部隊が含まれると推察できる。
「普天間ヘリ部隊のグアム移転の検証について」(PDFファイル) - 宜野湾市(2010年2月18日)
- 宜野湾基地対策協議会 「県内移設の口実」と批判 - 宜野湾市民の危険性除去の思いが辺野古移設の根拠にされてしまう恐れがある。QAB琉球朝日放送(2010年5月7日)
- 宜野湾市 危険性放置と国を提訴へ - QAB琉球朝日放送(2010年2月25日)
市街地に隣接し危険な普天間基地
(引用:沖縄県公文書館、Wikipedia、岐阜新聞、琉球新報、宜野湾市基地渉外課)
- 宜野湾市ってどんなところ? | 普天間飛行場ってどんなところ? | 歴史や自然のこと | 今取り組んでいること | おわりに (PDFファイル) - 中高生にもわかりやすい説明。宜野湾市
鳩山政権による普天間飛行場移設の見直し
- 日本政府 実弾射撃訓練の一部県外移転を米政府に求める方向 - 普天間移設問題の「県内での解決」のために、米軍基地を受け入れている沖縄県民と自治体の負担減少を基本方針としている。Stars and Stripes(2010年5月16日版)
- <スコープ>首相 普天間先送り 『退陣論なし』見極め - 米国、移設先、連立政権のどこからも同意を取り付けられそうにないのが実態。東京新聞TOKYO Web(2010年5月14日)
- 岡田、北沢発言 政府の及び腰明確 - 「抑止力」についても、客観的な説明はだれもできないまま。県外移設先を説得する日本政府の意志の欠如、琉球新報(2010年5月8日)
- 普天間・対話集会 - 集会終了後には意見書を手渡したいという男性らが鳩山首相へ歩み寄ったが、警備の警察官に制止される。 asahi.com (2010年5月6日)
- 米、連立内と地元の同意求める - 47NEWS(2010年3月31日)
移設に関するマニフェストなど
日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。
主体的な外交戦略を構築し、緊密で対等な日米同盟関係をつくる。日米協力の推進によって未来志向の関係を築くことで、より強固な相互の信頼を醸成しつつ、沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。
移設先に関する鳩山首相の発言
日米首脳らのやりとり
米国の対応
- 米、徳之島の訓練了承 実務者協議で意向 - 同時に米側は、地元同意求める。沖縄タイムス(2010年5月18日)
- 沖縄県民 米軍基地を取り囲む 海兵隊普天間飛行場 - 国道330号線に沿った抗議の列の中、11歳と6歳の娘と手をつないでいる、那覇から来た44歳の男性は、「損得抜きで他人のためにがんばろうと、この大雨の中に出てきている人たちを娘たちに見せたかったのです」。Stars and Stripes (2010年5月14日版)
- 現行案支持の大勢の人が行進 東京 - プラカードは「日本にはアメリカが必要」と読めたが、目的は沖縄の片田舎に航空基地を移設することを政府の義務と主張するために集まったもの。Stars and Stripes (2010年5月11日)
- 鳩山首相 「県外移設は不可能」 普天間第2小学校で - 大人たちは「愚弄するな」。子供たちは「やくそくまもって」。Stars and Stripes(2010年5月6日)
首相と沖縄県知事・名護市長の会談要旨
沖縄県の立場と反応
県知事
- 県民の声は県外移設と仲井真知事 - 沖縄タイムス(2010年5月4日)
- 沖縄知事「県内移設困難」伝達へ - 「まともな案になっていない」。47News(2010年5月3日)
- 米総領事と頻繁に連絡=沖縄知事 - 「彼とは雑談仲間」。時事ドットコム(2010年4月5日)
県議会の動向
- 「国外・県外」意見書提案 県議会 全会一致で可決 - 仲井真知事:「政府は今回の議決を踏まえ、真摯に検討を進め県外移設を実現して頂きたい」。沖縄タイムス(2010年2月24日)
米との合意事項や従来の見解に関する沖縄県による説明
- 普天間飛行場の移設問題について- 沖縄県庁(2009年10月2日)
市町村自治体
- 市民ら1万7千人が普天間包囲 県内移設拒否、早期返還を - 名護市の稲嶺進市長も参加。「安全保障や抑止力(維持)を理由として代替施設の県内移設を行わず、県民の基地負担を軽減する」よう強く求めた。47News(2010年5月16日)
- 「世界一危険」続く被害 宜野湾市 -伊波市長「米軍が計画している(67機分の)ヘリ部隊のグアム移転を実施すべきで、県内に新基地は必要ない」。沖縄タイムス(2010年5月4日)
- 「普天間」移設問題 “くい打ち桟橋”案に猛反発 - 辺野古区民は「結局日光が入らんかったら海は一緒」。QAB琉球朝日放送(2010年4月29日)
- 県民大会実行委 要請 「県内」許さない!座り込み - 「日米の安全保障を沖縄だけに背負わせないでほしい」(翁長那覇市長)。QAB琉球朝日放送(2010年4月27日)
県民世論・沖縄のメディア・在沖米軍メディアの論説など
- 命の重さ感じ歩む 平和行進 - 「5・15平和行進」が14日、3コースに分かれて始まった。本土復帰38年、戦後65年経ても変わらぬ広大な米軍基地・・沖縄タイムス(2010年5月15日)
- QABカメラ ジュゴンを撮影!名護東海岸ではけさも・・・ - QAB琉球朝日放送(2010年5月12日)(⇒関連《動画》)
- 「公約守れ」怒る沖縄 - asahi.com(2010年5月6日)
- [「普天間」大迷走]民主党に骨はないのか - 海兵隊の主任務は紛争地からの米民間人の救出だ。海兵隊の抑止力とは何か。首相から具体的な説明は何もない。沖縄タイムス(2010年5月7日)
沖縄県以外の地方自治体の動向
- 沖縄の基地負担軽減へ 首相、知事会開催を要請 - 会長の麻生福岡県知事は調整を進める意向。東京新聞TokyoWeb(2010年5月13日)
- 橋下知事、知事会は見解出すべき 普天間問題で - 基地を抱える地域にまた負担させるわけにはなかなかいかない。琉球新報(2010年5月9日)
- 修学旅行へ出発 玉野市内中学校 - 太平洋戦争で国内唯一の地上戦が行われ、今も米軍普天間飛行場の移設問題などをかかえる沖縄の歴史、文化を学ぶ。山陽新聞WebNews(2010年4月23日)
政策提言団体など
- 辺野古から - 最新の辺野古、キャンプシュワブの様子。 RIMPEACE
- JUCO (JAPAN - US Citizens for OKINAWA)ネットワーク - 沖縄県民の抗議行動に連帯する運動。
- 北限のジュゴン調査チーム・ザン - 世界の一番北に棲むジュゴンの生息環境調査をしている市民ボランティア。
- ちゅら海をまもれ! - 新基地計画がなくなって、普天間基地が撤去されて、みんなで笑顔で喜び合える日が来ることを心から待ち望んでいます!!! 市民ボランティア有志
日米以外の主な反応
- 米軍基地負担の増加を要求 沖縄返還前に韓国大統領 - 朴氏は「日本は強い経済力を持ちながら、アジアでの(軍事的)負担をほとんど担わず、沖縄返還時には基地提供すら拒否しようとしている」と批判。47News(2010年5月6日)
- 韓国外相「普天間の円満解決を」 - 47News(2010年1月14日)
コラム
- 【普天間移設】沖縄の苦しみの上に眠らず、わがこととして考える時 - 人に苦しめられても寝ていられるが、人を苦しめては眠られぬ。そんなことわざが沖縄にある。47News(2010年5月15日)
- もう一つの沖縄戦 〜数々の抗議行動にもかかわらず、米国は沖縄の新基地建設計画の実行を主張 - 米国は第二次大戦以来世界130ヶ国に700あまりの基地を作ってきたのだが、沖縄の基地ほど悲しい歴史を持つものはまれであろう。JUCON(チャルマーズ・ジョンソン 2010年5月6日 The Los Angeles Times)
- 平野博文を更迭の計 - 官房長官に仙谷由人、行政刷新相 - 官僚が自らの奪権のために平野博文に接近し利用するものだから、平野博文が錯覚を起こして自分を権力者だと思い込んでいる。そして官僚にはマスコミがついている。世に倦む日日(2010年3月30日)
アンケート
- 「普天間移設、すべて県外というのは難しい」 あなたは首相の沖縄訪問をどう思いましたか? - goo ニュース畑(2010年05月07日-06月03日)
- [投票結果]どう見る?普天間移設、現行案の一部修正 - 日本経済新聞 調査・アンケート(回答方法 )(〜2010年5月5日)
- [投票結果]【普天間】5月末までに未決着の場合、首相は辞任すべき? - livedoor ニュース ネットリサーチ(2010年4月4日-4月11日)
- [投票結果]政府が普天間「2段階移設案」を検討 あなたはこの案に賛成ですか、反対ですか? - goo ニュース畑(2010年03月29日-04月26日)
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- キャンプ・シュワブ沿岸部以外の移設候補
- 移設と在沖海兵隊の抑止力についての主張
- 普天間飛行場の移設とは
- 再編実施のための日米のロードマップ
- 移設先のキャンプ・シュワブ沿岸部
- グアムの環境影響評価(アセスメント)
- 沖縄からグアムへの海兵隊移転と普天間飛行場の危険性除去
- 市街地に隣接し危険な普天間基地
- 鳩山政権による普天間飛行場移設の見直し
- 移設に関するマニフェストなど
- 移設先に関する鳩山首相の発言
- 日米首脳らのやりとり
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- 1806 2010年5月18日 11時57分たき
- 1805 2010年5月17日 15時48分そが1211
- 1804 2010年5月17日 15時44分そが1211
- 1803 2010年5月17日 15時21分そが1211
- 1802 2010年5月17日 15時18分そが1211