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高校球児も常連、無免許治療容疑で女逮捕
医師免許がないのに整体院で電気治療して重傷を負わせたなどとして、千葉県警環境犯罪課は18日、医師法違反と業務上過失傷害の疑いで、同県船橋市の無職村田愛子容疑者(52)を逮捕した。村田容疑者は高校野球の甲子園出場常連校に出張治療して評判になり、整体院には少なくとも10都府県以上の45校の野球関係者が訪れていた。
村田容疑者は「生活費を稼ぐためにやった。ケガをさせなければ良いと思っていた。申し訳ないことをしてしまった」などと供述している。
逮捕容疑は08年11月〜昨年12月、同市内の整体院で、医師の免許がないのに茨城県の農業男性(58)ら4人に電気治療を実施。このうち船橋市の自営業男性(74)の首に約1カ月のやけどを負わせた疑い。
村田容疑者はあん摩マッサージ指圧師の資格もなかった。約15年前から整体院を1人で経営し、ひと月に延べ約120人が来院。施術を受けたことがある野球関係者は「信頼していた人なので残念としかいえない」と話した。
電気治療は1人当たり15分程度実施するのが一般的とされるが、村田容疑者は約7時間行い、約7000円の治療費を受け取っていた。
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