|
みなさまおひさしぶりです!こんばんわ!おげんきでしたか!
※今の表情を言い表すならばモンティパイソンの名作スケッチ
「ブラックメール」で見せたマイケル・ペイリンの極上の笑顔。
溝呂木さま、お返しが遅くなりまして申し訳ございませんでした。
迫力溢れるアフターストーリー感激いたしました、わたくし本当に幸せものです。
ここだけの話おめでとうございます奥様にも宜しくお伝えくださいませ。
というわけで、せっかく振っていただきましたので。
(。・ω・)ノ゙いかどくはく。
今回「おねえさんといっしょう」を書くにあたり
今までずっと思い描いていた事を実行しようと思いました。
ひとつ【一次創作を超える二次創作を目指そう】
何を勘違いしてんでしょう。軽く気が狂ってますよね。ばかものが、はははこやつめ。
本編ありきの二次創作、どんなに頑張ったとしても所詮ファンフィクション。
それでもこの決して越えられないであろう壁の向こうを見てみたかったのです。
その為に物語のフレームをオリジナルに致しました。フレームとはいわば骨格。
通常エヴァという骨格があって、そこに作者さんが肉付けをしてお話を作ります。
それを逆にしてみました。つまりはオリジナルのフレームにエヴァの肉付け。
おかげさまで七転八倒、方向を決定付けた二話を書き上げた時、ほんとにこれで行くのか?
こんなハードプレイに耐えられるのか、と思わず失禁しそうになりましたよ。
という試みでございましたが、はてさて上手くいきましたでしょうか?
つぎに【読み手の立ち位置によって意味が変わる物語を書こう】
アンチヘイト好きな方、大嫌いな方、エヴァ二次創作好きな方、興味無い方、などなど。
それぞれの立ち位置におられる方々の受け取り方によってそれぞれが違う意味を持つお話。
さながらぐるぐる回す万華鏡の様に観る方によって姿を変える物語。
一見突拍子も無いように見えますがそうでもないと思ってるんです。
だってほら、エヴァもそうじゃないですか。はてさてこれも上手くいきましたでしょうか?
さいごに【エヴァ二次創作から離れてしまった作者さんも読者さんも楽しめる話に】
現在エヴァ二次創作は衰退の一途を辿っていると聞きます。
過ぎた年月、出尽くされたネタ、飽きられたジャンル、そのどれもが的を得てるでしょう。
けれどワタクシは、その中でどうしても見過ごせない一つの要因があると思うのです。
「ああまたこれか」「このパターンか」「どこかで見たな」 つまり ―― 模倣の氾濫。
これはエヴァに限らず二次創作というカテゴリを滅ぼす自覚の無い悪腫かも知れません。
今まで数多くのエヴァ二次創作を読ませて頂きました。
作者様それぞれが趣向を凝らし工夫し、本編から分枝した様々な物語。
まだ読み手だった頃、いつか自分もこんな面白いお話が書けたらなあと夢見ていました。
そして書き手となった時、今まで誰も書いたことの無い様なお話で進もうと決めました。
どこかで読んだような話を書いて、その挙句に自分の力不足を棚に上げ
他作品の影響を受けました、エヴァ二次創作は沢山あるから似ているのは仕方ない、で
お茶を濁し誤魔化すような真似は絶対したくなかったのです。
それこそが今まで楽しませて頂いた作者様方々へ必ず払わなくてはならない敬意であり、
これこそが書き手の端くれとしての最低限守らねばならない意地だったからです。
なーんてちと堅苦しくなっちまいましたが要はですね。そっぽを向いた読者さんが「何じゃこりゃ」。
筆を置かれたかつての作者さんにも「まだこんな手が」 と、思っていただければしめたもんだと。
はてはてさてさてこれも上手くいきましたらおなぐさみ。
滅び行くジャンルの端っこでじたばた最後の悪あがき、かもしれませんが。
お祭りが終わった広場で、もう少しだけ余韻を楽しみたいなあと。
つまりはエヴァ二次創作が好きなんです。ただそれだけです。
あ、そうそう最後に。
ここだけの話、グフって新潟の方言でkazという意味です(。・ω・)ノ゙
追記:おまけ画。この新しいお話はいつかまたどこかで。
|
|