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普天間基地の移設問題で伊藤知事はきょう、「政府案が固まった時点で説明を聞くのは我々の務め」と述べ、政府から会談の打診があれば応じるべきという考えを示しました。
普天間基地の移設について徳之島の3町長はいずれも移設には反対の姿勢を示しながらも政府との会談に応じるかどうかについては見解が割れています。
徳之島町の高岡町長は、会談に応じて説明をきいた上で反対すべきとしているのに対して、伊仙町の大久保町長と天城町の大久町長は共に会談には応じない考えを貫いています。
これについて伊藤知事は「政府の案が固まった時点で説明を聞くのは我々の務め」として政府から打診があれば会談には応じるべきとの考えを示しました。
KTSニュース
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九州電力が計画している川内原子力発電所3号機の増設について、国が住民の意見を聴く「第1次公開ヒアリング」が薩摩川内市で開かれ、賛成、反対それぞれの住民が意見を述べました。
第1次公開ヒアリングは川内原発の3号機増設計画について、薩摩川内市とその周辺の住民の意見を聴くため経済産業省が開いたもので、公募で選ばれた20人が持ち時間10分ずつで九電に、意見を述べたり質問をしたりしました。
反対派の鳥原良子さんは「放射線の危険が日常あり増設したら市はごみ捨て場になる」※九電側「住民に放射線影響ない」と訴え、賛成派の山口就太郎さんは「建設業なので増設に関わりたい」とのべました。
薩摩川内市の岩切秀雄市長をはじめ、約900人が傍聴する中、質問は地震やテロが発生した際の安全対策などにも及んでいました。
傍聴した人からは「安全対策をもっと具体的に言ってもらいたかった」といった声や「九電の考えが分かって良かった」などの感想がきかれました。
また、会場の外では原発に反対する住民グループなどが公開ヒアリングの開催に対して抗議をしましたが、大きな混乱はありませんでした。
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金星探査機「あかつき」や、鹿児島で開発された相乗りの小型衛星「KSAT」などを搭載してけさ、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だったH2Aロケット17号機は、天候不良のため、打ち上げが21日に延期されました。
けさの種子島は朝から風が強く小雨もぱらついていましたが、準備作業は順調に進み、H2Aロケット17号機は午前6時44分14秒に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。
しかし打ち上げ6分前の午前6時38分になって、天候不良を理由に打ち上げの延期が発表されました。
JAXA・宇宙航空研究開発機構などによりますと、打ち上げ予定時刻が近づいてから、ロケットの飛行経路で、電子機器に影響を及ぼす雷の発生が予想されたため、急きょ打ち上げの延期を決めたということです。
種子島宇宙センターには、KSATを開発した鹿児島大学や県内企業の関係者も訪れていましたが、打ち上げ延期の知らせに残念そうな表情でした。
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口蹄疫が拡大しているのを受けて畜産が盛んな出水市も、きょうから防疫態勢を強化しました。
出水市では、牛と豚あわせて6万3000頭余りが飼育され、肉用牛では県内有数の畜産地帯で、口蹄疫に対する危機感が高まっています。
このため出水市は、家畜の「搬出制限区域」になっている伊佐市との境の国道447号線で伊佐市向けの片側車線だけで実施されていた車両の消毒について、きょう夕方以降、両方の車線で行うことになりました。
現場では、早速、出水市役所の職員ら12人が3交代で手分けして、畜産関係の車両を中心に、タイヤの回りや車の底などに念入りに消毒液を散布していました。
また畜産農家に対しては、宮崎方面へ行くことを自粛するよう指導していました。
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宮崎県で感染が拡大している口蹄疫について東国原知事は、きょう、非常事態宣言を行い、感染がほかの県にも拡大する可能性を指摘しました。また平野官房長官は、発生農場から一定の地域で全頭処分を行うことを検討していると述べました。
宮崎県の東国原知事は口蹄疫に関して非常事態を宣言した上で、宮崎県内のあらゆる機関や個人が一丸となって感染を阻止する必要がある、と訴えました。
具体的には口蹄疫が発生した地域では一般の人も外出はできるだけ控え、発生外の地域でも多くの人が集まるイベントなどは可能な限り延期するよう求めました。
一方、平野官房長官は発生農場から一定のエリアを対象にした全頭処分の可能性にも触れ「それも一つの方法。必要があれば政治判断も(考えられる)」とコメントしました。
この全頭処分の可能性について搬出制限区域にかかっている湧水町の米満重満(よねみつしげみつ)町長は「農家のことを思うと複雑な心境だ」と述べました。
現在、鹿児島県内には口蹄疫は侵入しておらず、県境の市や町では24時間体制で車の消毒を行うなど必死の防疫活動が続いています。
また、県の肉用牛改良センターでは鹿児島黒牛のブランドを守るため、種牛の避難も検討しているということです。