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作詞家・吉岡治さんが死去 76歳
美空ひばりさんの「真赤な太陽」や五木ひろしさんの「細雪」、瀬川瑛子さんの「命くれない」など、数多くのヒット曲を生んだ作詞家・吉岡治さんが17日午後3時半ごろ、死去した。76歳だった。吉岡さんは今月に入り、発熱のため入院していたが、17日になって容体が急変した。
「天城越え」の歌詞を提供された石川さゆりさんは「突然の知らせに言葉を失いました。あまりに深く、大きな悲しみに、今は何かお話できる状態ではありません」とコメントした。
「さざんかの宿」の歌詞を提供された大川栄策さんは「僕にとっても、先生の意思を変えることのないように、この曲『さざんかの宿』を伝えていきたいと思います」とコメントした。
瀬川さんは「『命くれない』を大事に大切に命をかけて歌ってまいります。宝物をありがとうございました」とコメントした。
吉岡さんは、アニメの主題歌や童謡など幅広いジャンルの歌詞も手掛けた。通夜は24日、告別式は25日に営まれる。
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