宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は18日、日本初の金星探査機「あかつき」と太陽光の圧力で飛ぶ宇宙ヨット「IKAROS(イカロス)」を搭載したH2Aロケット17号機の打ち上げを、気象状況を確認した結果、5月21日(金)午前6時58分22秒に行うことを発表した。
JAXAは鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターで18日午前6時44分14秒に予定していた17号機の打ち上げを、6分前に飛行経路に雷を発生させる雲が流れ込んだため、延期していた。17号機は、金星探査機を搭載しているため、打ち上げ時刻は秒単位で決められている。過去の打ち上げのように、雨雲が抜けるのを一時的に待つことはできなかった。【毎日jp編集部】
2010年5月18日