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実績なんて“眼中なし”キングや小笠原よりW杯にはアマ大学生!

2010年05月18日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)

ZAKZAK(夕刊フジ)

 日本サッカー協会は17日、W杯南アフリカ大会に臨む日本代表の練習要員として同行するサポートメンバーを発表し、DF酒井高徳(19)=新潟、MF山村和也(20)=流通経大、FW永井謙佑(21)=福岡大=と、12日の予備登録メンバーにも選ばれているMF香川真司(21)=C大阪=の若手4人を選出した。4人は21日の合宿スタートから岡田ジャパンが解散するまでチームに同行する。

 そもそもこのメンバーは「アルゼンチン代表のようにW杯で若手に経験を積ませたいのでどうか」と日本協会・大仁邦弥副会長(65)が岡田武史監督(53)に提案したのが始まり。「メンバーは技術委員会にすべてお任せします」と岡田監督が快諾。代表担当・原博実(51)と育成担当・西村明宏(51)2人の技術委員長が選んだ。

 アマチュアの大学生2人を選んだことについて、「永井を見たことがあるんですか?」と強がった原委員長。一方で、サポートメンバーとしてでも「W杯に行って代表チームの力になりたい」と話していたカズ(43)や昨季のJリーグMVP小笠原満男(31)ら、Jリーグでの主力やベテラン勢は眼中になく、「初めから選ぶつもりは全くなかった」と明言した。

 これを受け、日本協会の事務方にはさまざまな仕事が待っている。まずは、永井らアマチュア選手に「大会ボーナス」を支払うかどうかだという。すでに代表歴のある永井には「日当は支払っている」(協会関係者)が、仮にベスト4まで勝ち進めばボーナスや勝利給など1人1000万円近くになる。通常ならアマチュア規定の問題もあり大学生には支払うことができないのだ。

 また南アフリカ大会では国際サッカー連盟(FIFA)から代表選手の所属クラブに1人1日1600ドル(約14万円)が支払われる。しかし、2人が所属する大学へ支払われるかどうかは厳しい状況という。

 香川と同じく予備登録選手で帯同要請を受けていたDF槙野智章(23)=広島=がサポートメンバーを辞退したことなどについて、「Jの事情は当然ある。察してほしい」と原委員長。

 いずれにしても「日本サッカーの将来のため」といいながら、わかったことはJリーグで活躍してもW杯に出場できるとは限らないということだ。(夕刊フジ編集委員・久保武司)


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