Ｗ杯、ブラジルや伊などがシード　１次リーグ抽選方法発表

　【ケープタウン（南アフリカ）共同】国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は２日、ワールドカップ（Ｗ杯）南アフリカ大会の１次リーグ組み合わせの抽選方法を発表し、抽選でシードされる８チームに開催国の南ア、最多優勝５度を誇るブラジル、前回ドイツ大会覇者イタリアのほか、スペイン、オランダ、ドイツ、アルゼンチン、イングランドが入った。

　日本はシードチームのいずれかと１次リーグで対戦する。

　南アを除いたシードは、今年１０月のＦＩＦＡランキングで決定した。前回準優勝のフランス、強豪ポルトガルは外れた。

　抽選では出場３２カ国・地域を８チームずつ四つのグループ（Ｇ）に分け、Ａ―Ｈ組に振り分けていく。南アのＡ組は決まっている。

　シードチームは第１Ｇで、第２～４Ｇは地域性を考慮して振り分けた。日本はアジア、北中米カリブ海、オセアニアと同じ第２Ｇで、第３Ｇにはアフリカと南米、第４Ｇに欧州が入った。同じＧ内のチームとは対戦せず、欧州を除いて同じ大陸連盟のチームは同組にならない。