南アＷ杯　準決勝に警告持ち越さず

　ＦＩＦＡは１９日、スイス・チューリヒで理事会を開き、Ｗ杯南アフリカ大会では１次リーグから準々決勝までの警告を準決勝に持ち越さないことを決めた。準決勝で退場処分を受けた選手以外は、警告累積による決勝での出場停止がなくなる。

　また、１６年リオデジャネイロ五輪の男子サッカーは従来通り原則２３歳以下とオーバーエージ（２４歳以上）の３選手による大会とする案を６月の総会で諮る方針。政府介入を理由に資格停止としていたイラク協会への処分は解除し、２２年Ｗ杯招致を目指していたインドネシアに関しては必要な政府保証を得られなかったとして候補から除外することを決めた。０９年収支報告では１億９６００万ドル（約１７８億円）の黒字が報告された。

[ 2010年03月21日 ]