(cache) さらに牛2頭が口蹄疫疑い 3月末の検体から陽性反応 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • さらに牛2頭が口蹄疫疑い 3月末の検体から陽性反応

     宮崎県都農町と川南町で、ウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いのある牛が計14頭見つかり、うち3頭の感染が確認された問題で、県は23日、新たに両町の農家2軒で感染の疑いがある水牛と肉牛が1頭ずつ見つかったと発表した。これまで未発見だった農家で、5例目、6例目に当たる。

     県の説明では、水牛は3月31日に採取された検体から遺伝子検査で陽性反応が出ており、これまでで最も早く感染した疑いがあるという。県は2軒の農家が飼育する水牛42頭と豚2頭、肉牛75頭すべてを処分する。牛や豚などの偶蹄類の家畜を飼育している県内の全施設を消毒する方針。

     県によると、都農町の農家では3月31日、水牛3頭に下痢の症状があり、鼻の粘膜液を採取。1例目の農家とえさの一部が共通していたため、23日に動物衛生研究所海外病研究施設(東京都小平市)で遺伝子検査を行い、陽性と判明した。

     川南町では22日、農家から役場を通じてよだれや発熱の症状を示す牛がいると、宮崎家畜保健衛生所(宮崎市)に連絡があった。3頭に症状がみられ、うち1頭が陽性だった。

      【共同通信】