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児童買春:周旋容疑で男を逮捕 「神待ちサイト」で募集

 家出した女子中学生に児童売春をさせたとして、警視庁少年育成課は18日、東京都豊島区上池袋3、プログラマー、横田幸之介容疑者(30)を児童買春禁止法違反(周旋)などの疑いで逮捕したと発表した。横田容疑者は、家出少女を泊める男性を募るインターネットサイト「神待ちサイト」で女子中学生と知り合ったといい、少年育成課は、このサイトの実態は出会い系サイトで、児童買春の温床となっているとみて警戒している。

 逮捕容疑は、09年9月19日、豊島区内のホテルで、当時都内の公立中2年だった女子生徒(14)を、都内のフリーターの男(37)=児童買春禁止法違反で罰金50万円=に買春させたなどとしている。

 同課によると、横田容疑者は容疑を認め「家出を望む人の心境や動機に好奇心があった。家出人を迎え入れることが人の役に立っていると思っていた」と供述しているという。横田容疑者は09年1月以降、このサイトを通じて知り合った児童2人を含む14~34歳の女性6人を自宅マンションに泊まらせていた。今回の女子生徒もその一人で、同課は同様の手口で買春をあっせんしていたとみている。

 同サイトでは、家出少女を泊めるなど生活をサポートする男性は「神様」「泊め男(お)」と呼ばれている。出会い系サイトは、公安委員会に届け出ずに匿名性が高いレンタル掲示板を使っているケースが多いため、サイト開設者の摘発は難しいという。【町田徳丈】

毎日新聞 2010年5月18日 12時13分(最終更新 5月18日 14時32分)

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