香川「一緒に戦う」サポートメンバーでW杯帯同へ
◆ 新潟・酒井らとともに選出 ◆
日本サッカー協会は17日、南アフリカW杯のサポートメンバー4人を発表した。DF酒井高徳(19=新潟)、MF香川真司(21=C大阪)、MF山村和也(20=流経大)、FW永井謙佑(21=福岡大)は、21日の合宿からW杯を終えて代表が帰国するまで帯同する。7月からドイツ1部・ドルトムントに移籍する香川も、まずは代表選手として南アフリカでともに戦うことを誓った。
◆ 予備登録選手では唯一南ア入り ◆
最後までW杯出場の夢はあきらめない。岡田監督はこの日、「香川はケガ人が出た場合の即戦力なので頑張ってほしい」と名前を挙げて期待を口にした。香川自身も「国を代表して自分も一緒に戦ってきます」と力強く宣言した。
現状では玉田、松井、稲本が負傷を抱え、合宿初日に合流できるか微妙な見通しだ。また前回のドイツ大会のように大会直前に負傷者が出る事態も十分にありうる。予備登録の中でただ一人帯同するMFは、緊急事態が発生した際の入れ替え候補の1番手。気持ちを切らすわけにはいかない。貴重な経験を積むと同時に、心の準備も怠らずに南アへ向かう。
[ 2010年5月18日付 ]
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