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TruPulse(トゥルーパルス)不具合詳細報告(お詫び)

 

    TruPulse360°

     TruPulse(トゥルーパルス) 360、360Bの表示角度の一部に不具合(初期不良)が判明したため報告いたします。不具合の発見が遅れお客様に多大なる迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。
     Laser Technology, Inc.(LTI社)より日本国内での販売、サポートは2010年4月1日よりDKSHジャパン株式会社(旧シイベルヘグナー社)を通して行うと通達がありました。弊社としては本不具合の対応もDKSHジャパン社を通して行なうこととなります。

 

 

●不具合内容(2010年4月5日記事修正)

    モード:Missing Line (ML、対辺測定モード)

    現象:ラインA→Bの方位角が270°-315°の間に有った場合、TruPulse 360で測定した方位角数値が正しい値を表示しない。この不具合による最大角度誤差は90°にも達します。

     

     

実際のA→B方位角
TP 360 MLモードでA→B測定方位角
不具合による誤差
280°
350°
70°
290°
340°
5
300°
330°
3

 

     限られた角度の間で起こる不具合とは言え、弊社といたしましても最近までこのバグに気付かなかったことはお恥ずかしい限りでお客様には深くお詫び申し上げます。メーカー、販売側が「大した不具合では無い」ととらえているとしたら大きな問題で、弊社では速やかに不具合修正を行うことを総販売店に要望しております。
     たとえばヘリポートにおける周囲障害物間の距離・方位角測定や、地上線(電線など)と最も近接する障害物の距離・方位角測定などでは重大な問題となります。森林コンパス測量でも目標点B・C・D・E・・・をひとつの器械点AからMLモードで次々と測定するような場合には問題となります。
     

    残念なことに2010年3月25日現在DKSHジャパン社担当者は不具合について理解をされていない(聞いたことがない)とのことでした。一方LTI社内では本不具合情報が既に社内で認知された状態であることを弊社では確認しています。なぜメーカーがこれから販売・サポートを行う総販売店に、このような重要な不具合情報を伝えていないのか首をかしげるばかりです。弊社ではLTI社及び日本総販売店であるDKSHジャパン株式会社(旧シイベルヘグナー社)が本不具合に真摯に対応するよう交渉を続けその結果を本ページで更新してまいります。