内山　国内初現役ボクサー政界入り検討

＜ＷＢＡ世界Ｓフェザー級＞防衛に成功し、笑顔の内山（右）と母・百代さん Photo By スポニチ

　【ＷＢＡスーパーフェザー級タイトルマッチ】内山が、現役ボクサーでは国内初となる政界入りを検討していることが分かった。

　内山をプロに勧誘した元ワタナベジムマネジャーの瀬端幸男氏（５３＝現ビータイトスポーツジム会長）が「みんなに好かれる性格だし、人のために頑張れる男。やるなら引退してからでなく、現役のうちに立候補したらどうか」と提案。内山も「子供たちのためになることをやりたい」と前向きな姿勢を示しているという。

　地元の埼玉県春日部市議選などが候補にあがるが改選は１４年ということもあり、瀬端氏は「話があれば国会議員を目指す道もある」と言う。フィリピンでは国民的人気を誇る５階級制覇王者マニー・パッキャオ（３１）が下院選に当選したばかり。瀬端氏は「ボクサーの社会的な地位を上げるのにも役立つ」としており、王者の今後に注目が集まる。

[ 2010年05月18日 ]