Kirii Laboratory(桐已実験室)

マウスキー機能を使おう.

もし,あなたのマウスの調子が悪くなってしまったら. どうすればマウス機能をキーボードで再現できるでしょう. このページはこのことを説明します. 自分の環境である,ウィンドウズMEのときのみを説明します.ほかの場合も多 分同じでしょうが,ヘルプをご覧になることをお勧めします.

とりあえず,まずマウスが動かなくなったと想定して話 を進めましょう.たとえば,マウスのコードをコンピュータから外せばそうな ります.このとき,起動は出来るでしょうが,どうやって終了するから.

目次

ウィンドウズの終了方法

  1. ウィンドウズキー(キーボード左下と右下にあるウィ ンドウズのロゴのあるキー)を押すと,スタートメニューが現れます.
  2. そこで[u]を押すと,終了オプションになり,「終了」を上下キーで選んでエンター キーを押せばすれば終了できます.

さて.では,最低限度のことが分かったので,本格的に キーボードマウスを使いましょう.次のようにして,キーボードマウスを使う ことをコンピュータに知らせます.

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キーボードマウスの起動

  1. ウィンドウズキーを押して,上下キーで,設定を選び,右の矢印キーを押 して,コントロールパネルを選び,エンターキーを押して,コントロールパネ ルを開きます.
  2. この操作は,ウィンドウズキー,[s]キー,[c]キーと押して,エンターキー を押しても同じ効果が得られます.
  3. 上下左右のキーを押していって,「ユーザー補助」という項目を選び,エ ンターキーを押します.
  4. 何回かタブキーを押していると,キーボートというタブのところが選択さ れた状態になるので(自分の場合はキーボードというタブが点線で囲まれる), そうなったら,左右キーでマウスのタブを選びましょう.
  5. タブキーを押して,マウスキー機能を使うというところが選択されたら [m]キーを押してチェックボックスにチェックを入れます.
  6. そうしたら,適用というところが選べるようになっているので,ここを選 べばキーボードマウスが使えるようになります.選び方は,[a]キーを押して, 適用を選べば大丈夫です.そして,リターンを押せば,ユーザー補助のプロパ ティという項目も消えます.

これでマウスキー機能が使えるようになりましたが, ついでですので,ちょこっと設定もいじって使いやすいようにしておきましょ う.もう一回先ほどの操作を繰り返して,ユーザー補助のプロパティで,マウ スのタブを選んだ状態にまで持っていきましょう.

  1. 設定を選びます.タブキーで設定のところを選び,エンターキーを押すか, あるいは[s]を押して,設定を選択します.
  2. 「マウスキー機能の設定」というウィンドウが開くと思います.そしたら, アルファベットを押して(またはタブキーで) 項目を移動して,自分の使いやすいように設定をしていきます.
  3. チェックボックスにチェックを入れたり外したりするには,項目のところ に,押すべきキーが表示されているので,そのキーを押すことでチェックを入 れたり外したり出来るようになります.たとえば,「Ctrlキーで速く,Shift キーで遅くする」機能を使いたければ,そこに書いてある[h]を押せばいいの です.
  4. 最高速度,加速設定は次のようにします.たとえば最高速度の設定を変え たいとしましょう.そのときは,タブキーで最高速度の項目を選ぶか,または, [a]を押して最高速度の項目を選びます.そしたら,左右キーを使って,好み の速さに設定します.
  5. 設定し終わったら,適用させるためにタブキーを押していって,OKとい うところを選び,そこを選択したら,エンターキーを押します.すると,この 「マウスキー機能の設定」というウィンドウは消えて,「ユーザー補助のプロパ ティ」というウィンドウが再び現れると思います.そしたら,タブキーで適用 を選んでエンターキーを押すか,あるいは[a]を押すことで,このウィンドウ も消します.これでマウスキー機能を使えるようになりました.

これでマウスキー機能を使えるようになっています. ためしに,テンキーの2番を押してみて,カーソルが実際に下に 動くことを確かめて見ましょう.もし動かなかった場合には,[NumLock]キー を押してみて,ロックを外して(あるいは入れて)もう一度テンキーの2番を押 してみてください.これで動くはずです.(デフォルトでは,ナンバーロック された状態でキーボードマウスを使えるようになっているはずです.これは先 ほどの設定のところで変更可能です)これでも駄目な場合には,設定がうまく いっていない可能性があります.もう一度最初からやり直してみましょう.特 に,ユーザー補助のプロパティウィンドウのマウスタブで,マウスキー機能を 使うにチェックが入っていないと,絶対にマウスキー機能は使えません.こ こにチェックが入っているかよく確認してください.

では,マウスキー機能がつかえる状態での操作方法を 覚えておきましょう.以下断り無く,テンキーのボタンの事をさしています. たとえば7番といったら,テンキーの7番のことで,[u]の左上にある7番のこと ではありません.

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操作方法

  1. 移動は,1から9までのうち,5番を除いたものです.方向は,5番からみた 方向のキーが,その方向にカーソルを動かすキーです.たとえば,左上 に移動させたかったら,7番を押します.もっと言えば,8番が上,4番が左,6 番が右,2番が下です.直感的に分かりやすい仕様だと思います.
  2. 5番キーは左クリックに対応します.もしダブルクリックしたかったら, 二回押すことで実現されます.
  3. ダブルクリックはプラスキーでも実現されます.
  4. 右クリックはマイナスキーです.ただ,これだけでは自分のコンピュータ は項目が開かないので,さらにその後に,5番キーを押す必要があります. ただ,このように操作した場合,必ず次にスラッシュキーを押してください. そうでないと次から,5番キーを押してクリックするたびに,項目が開いてし まいます.(たとえばデスクトップで何も無いところをクリックすると意味が 分かると思います)
  5. ウィンドウの移動は次のようにします.まず,移動させたいウィンドウを クリックして選んで(クリックは5番キーでした)上のタイトル部分にまでカー ソルを移動させましょう.そうしたら,0番キーを押し,次に移動させたい方 向に移動させます(移動は先ほども書いたとおり,5番を除いた1から9のキーで 行います).そうして,移動させたい場所まで移動させたら,0の隣のピリオド キーを押して,その移動を確定させます.

以上により,キーボードだけでマウスの操作ができるよ うになりました.やはり,速度とかは本物のキーボードにはかないませんが, 十分代用には耐えられると思います.後,少し気付いたことなど.

以上です.普段マウスだけで済ませていましたが,マウ スが無くても結構できるので,備忘録代わりに書いておきます.こういうこと は説明書などでも全面的に書いてあればいいと思いますが,いかがでしょう. ヘルプを見れば書いてありますが,実際トラブルになったときにヘルプの見方 がわかるか,つまりヘルプにそのトラブッた状態で到達できるかどうかは,怪 しいと思います.ですからこういうことは,あらかじめ困ったときに参照でき るように,マニュアルなどに書いてあればいいと思います.

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