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口てい疫対策チーム 宮崎入り

5月17日 21時55分

家畜の伝染病「口てい疫」の広がりを受けて、山田農林水産副大臣をトップとする政府の現地対策チームが、17日、宮崎に入り、宮崎県と合同で対策会議を開きました。

山田農林水産副大臣は、17日夕方、宮崎県庁に到着し、政府の現地対策チームの初会合を開きました。この中で山田副大臣は、関係各省の担当者を前に「ここでなんとかして口てい疫を食い止めないと、日本の畜産はたいへんなことになる」と述べました。そして、さらに人員を確保することや、一般車両もできるだけ消毒するよう、検討を指示しました。このあと、宮崎県と政府の現地対策チームの合同会議が開かれ、東国原知事が「万全の対策をとってきたが、残念ながら拡大が止まらない。国や関係機関と総力戦で、まん延防止に取り組んでいきたい」と述べました。会議のあと、山田農林水産副大臣は、報道陣に対し、処分された家畜に対する法律で定められた8割の補償について「仮払いという形でなるべく早くやりたい。2、3日中に最終的な詰めをしたい」と述べ、早ければ数日中にも実行したいという考えを示しました。