宮本たけし 宮本たけし 政治の中身を変える
   


青少年特の視察で横浜へ、自民・馳浩議員のブログの波紋が私に…

 今日は衆議院青少年問題に関する特別委員会として、横浜市において「情緒障害児短期治療施設」と「児童自立支援施設」を視察することになり、委員会のメンバーが揃って、情緒障害児短期治療施設「横浜いずみ学園」と、全国にたった二ヶ所しかない私立の児童自立支援施設「横浜家庭学園」を訪れました。

 理事長様や施設長さんから施設の概要等をしっかりとお聞かせいただくとともに、私たちの質問にも懇切に答えていただき、あわせてそれぞれの学園で生き生きとすごしている子どもたちの姿を見ることもできました。今日、現場で学んだこと、教えていただいたことも力にして5月20日には一般質問に立つ予定です。

 さて、今日の視察のバスの中でも話題になり、私の携帯電話にまで問い合わせの電話が入ってきた問題は、例の三宅雪子衆議院議員が負傷された衆議院内閣委員会での「乱闘騒ぎ」です。私は5月13日「今日のタックル」 で、民主党側から懲罰動議は、「おそらく提出されない」だろうと予想しておきましたが…民主党は私の予想に反して、どうやら三宅議員を「突き倒した」とされる甘利明元経済産業相に対する懲罰動議を提出したようです。

 この内閣委員会の「強行採決」と「乱闘騒ぎ」、三宅議員の怪我について言えば「どっちもどっち」という面があることを13日の「今日のタックル」に書きました。ところがその後、自民党の馳浩議員がご自分のブログ「はせ日記」5月13日で、その日のエレベーターの中での三宅議員との会話の詳細をバラしてしまったことが物議をかもしています。しかもご丁寧にも「同乗の共産党の宮本たけしさんと世間話」と私の名前が…。

 馳さんがここに書いていることは、おおむね事実です。怪我の理由を訊ねた私たちに、「昨日の内閣委員会の強行採決で転んじゃって…」「運動不足なんですかね、自分で転んじゃって、恥ずかしい…」と三宅さんがおっしゃったことも…。ただし、それに続く「強行採決は与野党阿吽の呼吸でやるもんだけどね。新人はまだ要領がわからないんだね…」というのは、あくまで馳さんの弁ですよ。決して私の発言ではないですからね。

 私たち日本共産党は、そもそも強行採決をしたこともなければ、「阿吽の呼吸」で「乱闘」などをやったこともありません。日本共産党を除く「与・野党」なるものが、茶番のような「乱闘騒ぎ」を繰り返すのを、何度も見せつけられては来ましたがね。

 民主党も、このようなつまらぬ政治から抜け出さないと自民党と同じく「流れ解散」になりますよ。昨日みんなの党は、夏の参院選宮城選挙区に民主党県議の新人、菊地文博氏を公認候補として擁立すると発表しました。民主党からみんなの党にくら替えし、立候補を表明したケースは全国初だと報じられています。民主党県連は同日、菊地氏を除名処分にしたというのですが…ほらね、崩れ始めているでしょ。


 
 

Last Update : 2010年05月17日