写真:山下氏事務所開き 民主「経験を仕上げる」
赤松広隆農水相を迎え、事務所開きで気勢を上げる山下八洲夫氏(右端)ら=岐阜市神田町、円徳寺

 夏の参院選岐阜選挙区(改選数2)に民主党公認で出馬予定の現職山下八洲夫氏(67)の後援会事務所開きが15日、岐阜市神田町の円徳寺であり、山下氏が「衆院4期、参院2期の経験を仕上げのものにするため死力を尽くして頑張る」と決意を述べた。

 応援に駆け付けた赤松広隆農水相は「政権交代の是非を国民に示す選挙。農家の戸別補償制度などに続く改革を大胆に自信を持って進められるよう、現職の足場を固め、勝利に導いて」と呼び掛けた。

 山下氏は、正規雇用を増やしたり、参院定数を2割以上削減する公約を説明、「輝きある国づくりを望む県民の期待は大きい。何があっても負けられない」と力強く語った。

 園田康博選対本部長や、平田健二県連代表ら民主党議員、連合岐阜やJR連合、全建総連などの労組幹部もあいさつ。古川雅典多治見市長ら14市町の首長も激励に訪れ、約600人(主催者発表)がガンバローを三唱して必勝を誓った。