俳優で歌手の三田村邦彦(56)が、5年間の交際期間を経て京都出身の元制作会社スタッフAさん(30)と入籍したことが16日、分かった。大安の15日15時15分に2人で都内の区役所に婚姻届を提出した。すでに1年前から都内で同居生活をスタートさせているという。意外なことに、恋のキューピッドは、芸能人の“天敵”である芸能リポーター。年の差や離婚歴があるため再婚に二の足を踏んでいた三田村を後押しし、今回のゴールインを演出したという。
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出会いは05年の在阪テレビ局制作のトーク番組だった。三田村が番組スタッフだったAさんに「特別な何かがあった」と一目ぼれし、後日、芸能リポーターを交えた3人で食事会を設定。年の差からアプローチを渋る三田村をリポーターは「関係ない!!大丈夫です!!」と後押しし、05年末に写真週刊誌でツーショットを撮られるまでに至ったという。
三田村はMCを務めていた読売テレビ「週刊えみぃSHOW」の収録で大阪に行く度に愛を深めていたが、99年に前妻で女優の中山麻理(62)と離婚しており「ものすごく力強く、再び結婚することはないだろうと思っていた」と再婚には後ろ向きだった。
だが、08年6月に「週刊‐」を降板すると、09年春にAさんを東京に呼び寄せ、同居生活をスタート。「ケジメをつけなければ」と覚えやすい日付として15日に入籍したという。
都内で新曲「LOVE SONG」(6月24日発売)の公開レコーディングを行った三田村は「一緒にいて安らげる方。京都出身で、はんなりしています」と大ノロケ。元女優・和由布子とPUFFYの大貫亜美似の色白の和風美人で、長男で俳優の三田村瞬(19)ら息子たちにも結婚報告を済ませた。
婚約指輪は3カラット超のダイヤがついたものを自身でデザイン。10月の出演舞台終了後に挙式を予定し、『介護するために結婚したんじゃない』って言われないように健康に気を付けなきゃね」と目尻を下げていた。