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フォトン・ベルトとは? 地球とフォトン・ベルト フォトン・ベルトの影響 宇野正美氏の情報
弥勒降臨から 全世界を覆う異常気象 フォトンベルトが人体に及ぼす影響とは? 船井幸雄氏のフォトンベルト説

 


フォトンベルトって何だろう?

太陽系は銀河系の中を一定の速度で周回しています。銀河系の中にひときわエネルギーの高いドーナッツ状の光の帯があることが、ハレー彗星の発見で有名なエドムンド・ハレー氏によって発見され、これがフォトンベルトと呼ばれているものです。

人工衛星によりその存在が確認され、写真にも撮られています。

フォトンとは光の粒子という意味です。振動数は7.8ヘルツのα波。

地球とフォトンベルトの関係は?

太陽系も1万数千年の周期で、このフォトンベルトの中を通り抜けます。通りぬけるのに2000年かかると言われている。

前回、フォトンベルトを通り抜けた1万3千年程前にはムーやアトランティス大陸が姿を消したと伝えられているのである。そして今また、太陽系がこのフォトンベルトに入りつつある。

一説によると2000年に太陽がこの中に入り、2013年までに太陽系がすっぽりと入ってしまうと言われている。

2012年12月20日ごろを境に地球もスッポリフォトンベルトの中を漂うことになるそうだ。。

そしてなぜかこの日、マヤ暦が終わっているという不思議な話もある.。

では、フォトン・ベルトに地球が入るとどうなるのか?


フォトンベルトの影響

フォトン・ベルトに突入すると、どうなる?

○地球が「フォトン・ベルト」の影響を強く受けはじめると、われわれ人類はきめめて深刻な事態に陥ることが予測されている。
たとえば、フォトン・ベルトは電磁気的なパワーに満ちているため、電気を原動力とするものは一切使用できなくなるという。もちろん、自動車やバイクからエレベーターを含むすべての交通機関もストップすることになる。
より深刻なのは核への影響である。核物質の核分裂連鎖反応、あるいは大きく致命的な放射性の爆発のいずれかの可能性がある。「フォトン・ベルト」の実態が明らかになるにつれ核保有国は、すぐさま核兵器を処分するように迫られるはずだ(このようなフォトン対策のために、地球連合政府が生まれる可能性も予測される)。

○また、仮に地球がこの「フォトン・ベルト」の外側の部分(ヌルと呼ばれる部分)に突入すると、通過するのに120時間〜140時間かかる。しかも突入する際まるまる3日間がまったくの暗黒になるといわれる。
その間は地球の生命体に取っては「暗黒の3日間」になる。
なぜならその3日間は、地球の熱源である太陽光が遮断されるため、地上は猛烈な寒さに襲われるからだ。

世界各地で起こり始めた環境大異変

○地磁気の減少とともに、特殊なエネルギー場である「フォトン・ベルト」は、地球の大気を徐々に加圧するようになる。
これによって地球上では、異常気象による洪水や嵐による自然災害が多発するようになるだろう。大型台風、大型ハリケーン、大型トルネード(竜巻)が各地を襲うことになる。気象面では従来の天候パターンとは違った変化が間近いなく現れ始める。
いや、その変化はすでに始まっているとは言えまいか。
2002年の3月中旬、気象庁は50年連続して続けてきた桜の開花予測で、観測史上もっとも早い時期での桜の開花宣言を行なった。明らかに従来とは違った気象パターンが現実となっていると言えないだろうか。
また1990年代半ば頃から、世界各地で自然災害が多発し始めている。片方で炎熱があれば、片方では猛烈な寒波が地球上を襲う‥‥。いま確実に地球が狂い初めているのである。

人間に現れ出した異変の数々

○これだけの変化があれば、敏感な人ならすでに原因不明の体の変調を訴えているかもしれない。もちろん、あらゆる生物にもドラスティックな影響を与える。
じっさい最近になって、病気ではないのだが、不定愁訴症候群のような症状に陥る人たちが増えていると言われる。それは次のような症状だ。
・心身とも健康であるのにかかわらず、何か胸がつかえるような症状に襲われる。
・背中が痛む。
・妙に倦怠感がある。
こういった症状に覚えがある人たちは、すでに「フォトン・ベルト」の接近による自然変化を体感しているといえる。
研究によると、これらの症状も人体の「磁気」を増幅してやることで回復するという。
しかし、より影響が強くなると、以下のようなさまざまな症状が出てくるはずだ。
・インフルエンザに似た症状がひんぱんに起きる。
・めまい、心臓動悸
・呼吸困難
・頭痛――脳内ホルモンの分泌異常が原因
・吐き気、さらには激しい下痢
・極端な疲労――ひどい場合はベッドから起き出せないこともある。
・筋肉痛および関節痛あるいはけいれん
・軽い記憶喪失感
・耳の痛み
・免疫力の低下‥‥‥‥などなど。
その他、一般的な症状としては、爪や髪の伸び方が早くなるといわれている。
すでに遺伝子に変化のある子供が誕生している。

フォトン・ベルトの謎 渡邊 延朗・著


「宇野正美さんのフォトン・ベルト情報」

宇野正美先生の話は、あいかわらず面白かったです。
会場はいつもと同じなので、聞いている人数は、1年前と変わりませんが、朝日生命ホールは、満員でした。

早口だけど、相変わらず、世の中の影の動き、極秘情報を話してくれたのです。
また、期待した「フォトン・ベルト」情報も、極めて分かり易く話してくれました。

ロシアの元KGBの人物から聞いた情報として、「ニュー・アメリカン・ビュー誌」の「地球大異変、フォトン・ベルトとは何か」という資料を使って、話をしてくれたのです。

それは、一言でいえば「フォトン・ベルト」に地球や太陽系が入るという事は、超電磁波の世界に入るという事でした。
この超電磁波というのは、なかなか僕自身イメージがわきませんが、辞書で調べると、電磁波とは「波動として光と同じ速度で空間を運動する電磁場の振動。エックス線、ガンマ線」などだそうです。

宇野正美先生は、それを分かり易く、超電磁波の中に入るという事は、地球が強力な電子レンジの中に入った事をイメージしたらいいと教えてくれたのです。
そしてそれによって、地球は大変な事になりといいます。

まず、聖書に書いているように、「フォトン・ベルト」影響で、太陽輻射から地球を守ってくれるオゾン層などが破壊されてたくさんの人が死んでしまいますし、何よりも、その前に多くの人がパニックになります。
宇野正美先生によれば、突然、今年米国で起きた北部の大停電は、米政府が、「フォトン・ベルト」に入った時におきる大停電に対して、人がどんな行動をするかの実験だそうですが、とにかくとんでもない事になります。

今までの文明は、電気が一切使えなくなってしまうので、生き残った人類は、大自然の法則に戻り、すべてをゼロからやり直さなければならなくなるのですから、ロサンデルスで起きた大停電の時のような暴動を起すのか、実験する必要があったというのです。<br>
しかも核兵器も、超電磁波の世界に入ると、核爆発を起す可能性があります。<br>
人類は、どこの国家も、核兵器を持てなくなりますし、2012年12月22日までに、すべてを廃棄しないといけなくなるのです。

僕は、この事は本当にすばらしい事だと想います。
でも、そういった情報なら、宇野正美先生以外の、渡邉延朗氏や、インターネットで、多くの人が伝えています。

僕が宇野正美先生の話で考えさせられたのは、米国やロシア、中国、ECなどの国々は、「フォトン・ベルト」のことは、もうとっくに掴んでいて、それと聖書を結びつけて、最終決戦、ハルマゲドンに向けて準備しているという事です。
 というのも、2千年前に生きていたイエス・キリストは、地球が、「フォトン・ベルト」に入る事を、知っていたと宇野正美先生はいっています。

聖書を読めば、イエス・キリストは、「世の終りには、どんな前兆があるのかを話していますが、まさしく「フォトン・ベルト」に突入する時の事をいっていると教えてくれたのです。
だから、聖書の発想で物事を考える米国、EC、ロシアの国々は、「フォトン・ベルト」に突入する時の対策を考えていますし、秘密組織の影の政府も同じです。

自分達は、どう生き残るか、その事で密かに、米国などはスイスに地下都市を建設しているというのです。
またそれは、キリスト教だけでなくて、イスラム教や仏教などの、他の日本や中東、中国などの国も同じです。

全世界の人がパニック状態になるので伏せていますが、世界の主要な国は、「フォトン・ベルト」の事は理解しているというのです。
そしてその中で、聖書の預言でもあるように、中国は、今、最終決戦に向けて、力をつけています。
経済力だけでなく、軍事力でも大きくなって、世界の覇権を、米国に代わって、取る勢いがあります。
来年、米国がイラクで、テロの攻撃でますます泥沼にはまって衰退していくのに対して、共産主義の中国は、どんどん伸びて、石油を確保する為に、中東諸国を支配しようとしていると言うのです。

だから2012年の「フォトン・ベルト」に突入する前には、世界中の核兵器は廃止していないといけませんし、米国のハイテクの兵器も使えない可能性が高いので、中国は動く可能性はあります。

聖書にあるように、イスラエルに、世界各国の軍隊が集まる、ハルマゲドンの世界です。

密かに中国は、ロシアと組んでイスラエルのエルサレムに大軍を向けて、ECや米国と第三次世界大戦を起す事になる。

宇野正美先生は、長年の聖書の研究で、そういった結論を出しているのです。<br>

また僕は、それを聞いて、ハルマゲドンの話は、ともかく、「フォトン・ベルト」の話には、関心を持ちました。
というのも、宇野正美先生は、人類の滅亡の話をした後に、今度は、人類の再生の話しをしてくれたからです。
「フォトン・ベルト」は、怖いものでなく、それと同調できる人にとっては、明るいシナリオもあるといって、素晴らしい事を教えてくれたのです。
何故なら、フォトンの世界でいるという事は、100ボルトの電流の中に、生物がすべて入っている事になります。
この中にいると、血液がどんどん廻って、どんな病気でも治ってしまうそうです。

人間は聖書にあるように、千年生きる事が可能だというのです。

しかも、その後に、宇野正美先生は、聖書の一節をいくつか読んでくれました。
旧約・イザヤ書 六十五章 20節 「そこにはもう、数日しか生きられない乳飲み子も、寿命の満ちない老人もない。百歳で死ぬ者は若かったとされ、百歳にならないで死ぬ者はのろわれた者とされる」

22節「彼らが建てて他人が住む事はなく、彼らが植えて他人が食べることはない、わたしの民の寿命は、木の寿命に等しく、わたしの選んだ者は、自分の手で作った物を、充分に用いることができるからだ」
<br>
23節「彼らはむだに労することもなく、子を産んで、突然その子が死ぬ事もない。彼らは主に祝福された者のすえであり、その子孫たちは、彼らとともにいるからだ」

25節「狼と子羊は共に草をはみ、獅子は牛のようにわらを食べ、蛇は、ちりをその食べ物とし、わたしの聖なる山のどこにおいても、そこなわれることなく、滅ぼされることもない」と主は仰せられる」

宇野正美先生は、そんな夢のような事が、フォトンに入った時に、可能になるといいました。
フォトンの放射によって、人間やすべての生物は、今のような身体のままでなく、完全に生まれ変わったかのように、物理的なものから半分エーテルのようなものになるからです。
人間はフォトン・エネルギーの源を自らの身体の中に持つがゆえに、氷河時代の条件の中にあっても、順調に生き、かつ発展する事ができる。

宇野正美先生は、そんな夢のような事をいったのです。

しかもその後で、イエス・キリストは、処刑される前に「自分の教えの時代は2000年で終わる」と弟子たちに語り、その後は、「至福千年」人と神が一体となって共生する時代が始まる」預言されていたそうですが、フォトンの時代になると、まさしく可能だといって、僕を驚かせました。

僕自身、聖書で書かれている、「至福千年」のような事が起こるとしたら、それは遺伝子工学やロボット工学などの、今の科学の力だと想っていましたが、フォトンのエネルギーの力だとは想いませんでした。

確かに聖書で書かれていた、分かりずらい内容も、フォトンで考えると納得できる、信憑性もかなりあると僕は想いました。<br>
宇野正美先生の話は、それで終わったのです。

「緑の花」より
http://www.geocities.jp/ennohanamura/ennohana180.htm



弥勒降臨から

私たちの太陽系は現在フォトン・ベルト(光子帯)と呼ばれる銀河のエネルギー領域を運行している。これは地球科学でも観測されている天体現象である。
フォトンは特殊な光――高次元のエネルギーである。それは人の進化――人の身体の変容と意識の覚醒に影響し、それを促進する“光”である。
フォトンは少しずつ、徐々に、静かに私たちの内奥部――核にまで浸透していく。
そして、私たちの肉体を原子のレベルで変化させ、変容を促進させる(人の細胞の変成)。
銀河の中心から訪れる光によって、現在地球の三次元世界の密度が薄らみつつあり、これまで私たちを束縛していたあらゆるものがより解除されやすくなっている。
自己と他者を隔てていたすべての障壁がどんどん薄くなって、根元の光に向かって一つに融合しつつある。

※フォトン・ベルト
銀河の中心から発せられる黄金の光の帯。地球と太陽系は26000年(正確には25860年)ごとに訪れる水瓶座時代にフォトン・ベルトに入り、その影響で新しい進化の段階を迎えるという。一説によれば、私たちの地球と太陽系は1987年の春分の日からフォトン・ビーム――光のシャワーにさらされており、1989年の冬至にはフォトン・ベルトに達するという。さらに2012年の冬至には地球と太陽系がフォトンの領域に完全に入るといわれる。
フォトン・ベルトは高次元の振動周波数で満たされていて、私たちがその領域に突入すると物質の振動周波数が変換され、地球の太陽系に大転換が起こる。人類は新しい、より高次の意識レベルに覚醒し、銀河系宇宙のあらゆる生命体が宇宙の摂理と調和して生きるようになる‥‥。

※フォトン
青い空をぼんやりと見つめていると、空間に液状の(ような)光粒子がひらひらと舞っているのが見える。これがフォトンである(永遠の舞い)。
――私にもここ数年、この光粒子の舞いがときどき見えます。(なわ・ふみひと)

新しい時代がはじまろうとしている。
近い将来、政治や経済などの社会制度に先んじて、科学や芸術などの分野において、人類は「意識の共時性」を呼び覚ますことになるだろう。
地球人類の思考とその選択の結果としての行為が、コスモスに存在する無数の生命現象にも影響を与えている。
私たち一人ひとりの覚醒が地球の進化(意識の覚醒と変容)に参与し、太陽系の進化に参与し、さらには銀河系宇宙の進化にも影響する現れとなる。
人類の精神構造が、春分点の在泊星座との深い関係があり、気分や情緒が惑星の動きに感応している事実も、いずれ科学的に証明されることだろう。
私たちの潜在式はすでに、確実に、新しい時代――黄金の水瓶座時代と到来をキャッチしている。
それは同時に、遙かな太古にプログラムされ、ある理由によって封印されてきた遺伝子の情報が目覚め、起動することを意味する。「進化」とは、遺伝子の歴史的展開なのである。

陰陽のベクトルは二重螺旋を軋ませながら、光の極性は分離から統合へ向かい、そして位相の転位・完結を見る。
こうして、進化のスパイラル(螺旋運動)は一つの周期の完成の時を迎え、人類はスパイラル・アップしたステージに上昇し、再び新たなる進化と創造がはじまる。
陰陽の二重螺旋エネルギーはこの後さらに加速し、人心を軋ませながらも新しい時代の扉を開くことになるだろう。

宇宙からのエネルギーは常に地球にやって来ており、地球のエネルギーもまたつねに宇宙に向かって発せられている。
宇宙から注がれるエネルギーと地球のエネルギーは私たちの肉体と精神の中で融合・錬成され、私たちの内奥に眠る光(核)を目覚めさせる。
光は電磁波の一種だが、同時に粒子としての性質をあわせ持つ。原子を構成する素粒子も同じようなものであると量子力学は教える。つまり、波動が粒子を構成しているということである。
そして、その振動周波数が上昇し、地球そのものが進化するというわけである。
今、地球は次なるステージに静かに移行しつつある。それは私たち人類にとっては意識の進化の次の段階を意味する。
今、人類は個人意識を超越して地球意識という進化の段階に差しかかりつつある。
それは「地球ガイア論」を単なる知識ではなく、実感として認識することを通して、血肉として体現することを通して達成される意識である。
が、意識の進化が人類の集合レベルで起こるには、一人ひとりの意識の覚醒が進み、それが人類全体の意識としてある臨界点に達することが必要である。
その移行期には様々な摩擦が生まれる。すべての人がおしなべて同じ速度で意識転換をしていくわけではないからである。
そのプロセスにおいて、個人・法人・地域・国家‥‥のあらゆるレベルで短期的視野に基づく反動的動きが起こってくるだろう。
地位・権限・利権・既得権・余録‥‥など、ありとあらゆる権益確保のための利己的・保身的行動や組織の自己防衛行動がそれにともなわれて現れてくるだろう。
それがますます移行期の混乱を大きくすることになる。
移行をスムースに進めるには、各個人レベルでの意識の目覚め、一人ひとり全員の意識の変革と調和が不可欠である。人類という総体は個人を通して現れる。全体の成長は個人を通してこそ達成される。一人ひとりの成長こそが(結果として)地球と人類の、ひいては銀河系宇宙の進化に貢献することになる。
やがで新しい意識が人々の心の中に目覚め、観照の領域が深まり、思考と感性の水準が新たな次元へと飛翔するだろう。
こうした進化のプロセスの一環として、私たちは今、地球に存在している。
そのプロセスに参与する者として、私たちは今、地球に生きている。

だが、人は切迫しないと危機感を持たないようにできているのだろうか?
その一歩手前で悲観する人と楽観する人に分かれ‥‥その一方で地球はそんな人々を棲まわせながらただ黙々と自らの道を行く。
できることはした方がいいけれど、悲観も楽観も表裏一体、紙一重。だから、どちらに溺れようとも、それはそれでとても人間らしいことだとも思う。
しかし、2001年までに、人類の意識に大きな変革が起きなかったならば、環境破壊や人口爆発によって、地球のそのものが非常に苦しい状態に陥ることはもはや明白である。
その場合、地球の問題は人類の思惑を離れ、地球自身の問題となる(母子ともに危険な場合は、母体の安全が優先される)。
その時、地球は自ら人類に関して最終的な選択を迫られることになるだろう。
バーバラ・アーシニアックは、プレアデスの意識体からのメッセージとして、次のように伝えている(『プレアデス+かく語りき』)。

もしも、人間が変わらなければ、すなわち、人間が価値観を転換し、地球がなければ人間は存在できないのだということを悟らなければ、地球は自らの通過儀礼のために、またより高い周波数を求めて、大掃除することになるでしょう。この大掃除によって、地球のバランスが再び回復されることになるでしょう。
ある日の午後、非常に多くの人々が一挙に地球を離れることになる可能性があります。たぶん、そのようなことがあれば、人々は、現在地球でおきつつあることに目を開くことになるかもしれません。これまで、あなた方に刺激を与え、励まし、地球的な変化を起こさなければならないことを悟らせようとさまざまな出来事がありました。さまざまな草の根の運動が非常な勢いで広がることになるでしょう。地球で何が起きるかは、一人ひとりの人が変化する気持ちがあるかないかにかかっています。

地球が変化をとげる時期に地球を離れていく人々は、もはやここには適さない人々です。彼らは地球の調和を乱している人々です。一度に2千人の人々が地球を去るときがくると、地球にとどまる人々の意識に非常に大きな転換が起きるでしょう。多くの人々がなくなると、それは残された人々の意識に衝撃を与えます。

地球がシフトするとき、すべての人が同じ体験をするということはありません。破壊を体験する必要のある人たちは、地球のシフト、ないし地軸の転換を破壊によって体験するでしょう。それは、彼らが新しい周波数に適合していないからです。より高い周波数を保持する用意のできている人たちは、周波数のシフトを体験するでしょう。
したがって、ある人たちにとってはそれは生命の終わり(彼らの理解しているところでは)であり、破壊そのものの体験であるでしょうが、ある人たちにとっては素晴らしい喜びに満ちた体験となるでしょう。全ての可能性があります。
思い出してください。あなた方は思考の結果として現れる象徴的な世界に住んでいるのです。外に現れる世界は、あなたの内部で進行していることをあなたに現してみせてくれているのです。ですから、世界が破滅するとするならば、それは何を現しているのでしょうか。新しいシステムとエネルギーを勃興させるために、内部にあるものを崩壊させているという意味にほかなりません。

すべてが崩壊しつつあるように見えながら、真実は、世界そのものがより高次の次元世界へと進化しているのである。

地球がアストラル的な存在になる。
そのため、地球はアストラル的存在にそぐわない物質的な部分を自らの外へ放出する。重い衣を脱ぎ捨てるわけだ。
この意味において、現在の状態の、物質的地球はその時には存在しないのである。
これが「終末」の真義である。
「終末」とは、「古い終わり」の終わりであり、「新しいはじまり」のはじまりなのである。地球がアストラル進化(次元進化)する時、地球はアストラル存在にそぐわない物質的な部分を代謝・放出する。
その時、地球のアストラル進化についていけない人々(その周波数に共鳴できない人々)はどうなるのだろうか?
空蝉――。
物質の残滓のような地球に取り残されることになるのか?
それとも、原子に還元されたまま悠久の時を宇宙空間で漂うことになるのだろうか?次の宇宙の創造のはじまる時まで‥‥。
消滅――。
熱を持たない光球の中で‥‥。
クォークと呼ばれるエネルギーに還元されるといわれる。
進化を拒否し、物質の中に固執する者たちは、“生滅”――物質の精製と消滅の中に取り残されることになるだろう。
しかし、「終末」は終わりではない。それは、より高次の世界に向けての「変化」であり、新しい「はじまり」なのである。
この度の大転換によって、地球は進化の螺旋を上昇し、アストラル的存在になる。
さらに地球の霊的進化はその後も進み、やがて最終的には完全な霊的な惑星へと羽化していく‥‥。
進化は螺旋的なプロセスを辿っていき、次第に収束しながらある一点を目指していく。 やがて、私たちは透明な意識に覚醒し、自らが光を放つ存在となるだろう。

人類の精神こそが地球進化の目的であり、極である。
宇宙が誕生し、存在し、進化を続けているのは、物質から生命へ、生命から精神へ――その進化の極に出現した人類が完全に成熟するところにその目的がある。
すれば「終末」とは人の精神がより高い次元の完成へと向かうために通過する産みの苦しみではあれ、決して破局や、ましてや破滅ではない。
人類の誕生と進化こそが宇宙意識の目的であり、宇宙の意思そのものだからである。
 
弥 勒 降 臨
彩 明日迦・著


全世界を覆う異常気象

今夏、アメリカのフロリダ州はハリケーンに四度も襲われた。アメリカ本土で百二十以上死亡した。カリブ海のハイチはこれらのハリケーンで二千七百人以上が犠牲となった。その結果として政情不安が起きたのである。

さらに、北京といえば雨が非常に少なく、やがて砂漠になるといわれていた。その北京で夏に梅雨のような雨が降り出しているのである。

中国現地の新聞や雑誌は「十二日間太陽が見られない。南方の梅雨の感じがわかった」「北京は昨日から歴史上、珍しい梅雨に入った」「六月末、北京は梅雨に入った」と書くようになった。
ヨーロッパが酷い暑さに見舞われたのは昨年である。八月の最高気温が平年で二十四度のパリ・オルリ空港で四十度になった。フランスで熱波による死者は約一万五千人を超えた。

それぞれ周りの気圧の配置や大気の動きなどが直接の原因とされているが、その背後にいったい何があるのか、まだ明らかにされてはいない。

ある人々は地球の温暖化であるという。しかし、最大の原因はフォトン・ベルトではないだろうか。

さらに、ヒマラヤの王国ブータンに目を転ずるならば氷河湖の決壊が続いている。

決壊していく氷河湖は、約百キロ上流の中国国境に近い標山口同四千メートル以上の高山にある。湖水は三千メートルもの落差を土砂や丸太とともに一気に駆け下ってくるのである。

恐るべき洪水が頻発するようになった。

ここにも明確な異常気象の恐怖を感じることができる。

氷河湖は氷の塊である氷河が解け、岩石など堆積物や氷でせき止められた湖のことである。氷の溶解が進むと湖が拡大して地盤が不安定になり、洪水が起きるのである。地震が引き金となる場合もある。

ヒマラヤは南極、グリーンランドに次ぐ世界第三の氷河地帯である。日本やオーストリアの研究機関が調査しているが、氷河湖は過去五十年ほどの問に増加し、拡大してきているとのことである。

その氷河湖に決壊の恐れが起きてきているのである。

「氷河は縮小し、四百メートルほど上に後退していっている。氷だらけだった大地は岩石がむき出しとなり、昔なかった氷河湖が多く出現してきている」

かくのごとくブータンでも年三十〜四十メートルずつ氷河が後退していっているのである。

ヒマラヤ山麓の南アジアでは、年間降雨量の大半が四ヵ月ほどの雨期に集中する。
残りの期間は氷河の解け水がガンジス川に流れ込む。五億人が飲み水や農業で氷河の水の恩恵に浴しているとされている。

氷河湖の決壊はそのサイクルの異変を知らせる「地球のシグナルである」といわれるようになった。

フォトン・ベルトは超電磁波の層である。それは宇宙を漂うようにして移動しているのである。もちろん私たちの頭では計り知れないほどの広大なものである。

約二千年の周期で太陽系そのものがフォトン・ベルトの中に入る。あるいはそれに近、ついたり、大きな影響を受けるとされているのである。


フォトン・ベルトは到来する

太陽系がフォトン・ベルトに突入する時には、地球に大変化、大異変が起きることは間違いない。その瞬間は二〇一二年十二月二十三日とされている。

あとわずか八年である。そのフォトン・ベルトの影響が、太陽を介して地球にもたらされているのではないかといわれているのである。
もちろんこのことが公にされることはない。テレビなどのマスコミでフォトン・ベルトがまともに取り上げられるならば、この世界は大パニックに陥ることは間違いないからである。そのことはひたすら隠されている。

ある日本人の科学者がノーベル賞を獲得した。彼の研究はニュートリノである。すなわち、太陽の表面爆発の結果、ニュートリノが宇宙にまき散らされてくる。そして、その一部が地球にも降ってきているわけである。しかし、ニュートリノはすべての物質を通過していくがゆえに、そのものを研究するのは難しい。

このことを逆に述べるならば、もしニュートリノを正確にキャッチできるならば、太陽での異変を研究することができるわけである。

このノーベル賞を獲得した日本の学者はニュートリノの存在を発表し、ニュートリノの研究を詳しく行っていたのである。

彼の提唱によって岐阜県の山中で、かつて鉱山であった所を利用して地中約千メートルに大きな穴が掘られている。直径は三十〜四十メートルに及ぶものであり、周りは岩盤である。

その底に水を貯め、周りに強烈な電球のような光センサーを何万何千と備えて観測するわけである。ニュートリノが岩盤を通過して下に張られた水の中に突入する時、ニュートリノそのものを観測することができるといわれている。

ニュートリノはかくも観測しにくく、これを見つけることも難しかったのである。

この学者はそれを具体的に提唱し、かつその実験設備を日本の岐阜県に作ったことをもってノーベル賞を獲得したわけである。

このことは微妙である。彼はニュートリノを知っているだけではなく、太陽の異変、それもフォトン・ベルトの関係について、あるいは感じているかもしれないのである。

ノーベル賞はもちろん偉大な学者に提供される。しかし、誰がそれを決め、誰がそれを利用するのであろうか。ノーベル賞そのものがロ封じとして利用されないとも限らないのである。

ロシアからの情報ではフォトン・ベルトに地球が突入する頃、次のようなことが起きるのではないかとされている。

「……今日、ロシアの自然科学者たちによると、大洪水は地球を襲う突然の『転覆』によるものであるとのことである。

地球の転覆とは地球の磁場が太陽あるいは他の強力な源から発せられる荷電粒子の流れと接触して起き得るものであろうと考えられる。
地球が完全にフォトン・ベルトの中に突入した場合、地球の磁場に対する荷電粒子、すなわちフォトンの流れが非常に激しくなるのである。

荷電粒子の激しい流れは地球の極を変動させると考えられる……。

さらに、学者たちの意見では、まもなく起きようとしている地球転覆の結果、地理的な極はカナダに移動するかもしれないとのことである。

もしこのようなことが起きるならば、気候的変化によってアメリカ合衆国の国土の三分の二は人間生活が営まれるに相応しくない寒い地域になることであろう。あたかも今日のロシアがそうであるのと似たものとなるのである。

一方においてはユーラシア大陸は次なる地球転覆の結果として赤道に近づいていくことになる。そして太陽熱をさらに多く受けることになるわけである。

予測されるところによると、次に起きるであろう地球転覆の時には一番安全な場所となるのは、実は今日のロシアであって、北極海の海岸に近いところであるとのことである。このところは海が海岸から百キロも離れていき、まさにユニークな現象を起こすとのことである。

このような気候変化の結果、ロシアの大地は暖かい土地となり、人間が住める土地が拡大され、みかん類やぶどうを含む農作物も栽培できるようになるわけである。

さらに、専門家たちによると、地球はすでにフォトン・ベルトに一部影響を受け始めているとのことである。

ここ数年間にわたって荷電粒子の流れはよりいっそう激しくなり、自然(つまり異常気象)や人間生活(つまり紛争や政局の急激な変化)にネガティブな影響が出てくるとのことである」(「ニュー・アメリカン・ビュー」二〇〇四年五月二十五日号・エノク出版)


北海道でのオーロラ観測

この情報でもわかるように今後、異常気象、天変地異という名の下にフォトン・ベルトの影響が地球の各地で見られることになるであろう。

思えば、ここ数年「異常」という言葉が当たり前と思えるほどに、それまで体験してこなかったことが次々と起きてきている。

もちろんフォトン・ベルトだけがその原因でないかもしれない。いわゆる地球温暖化がそれに作用していないとも限らない。

いずれにしろ戦後六十年間にわたっての平和は、戦争などだけではなく自然界からの影響によっても大きな変化を遂げようとしていることは明らかである。

アメリカ海洋大気局(NOAA)は二〇〇三年十月二十九日、前日に太陽の表面で起きた巨大な爆発(フレア)のあおりで、高速で飛んできた大量の荷電粒子の「嵐」が地球を直撃したと発表したのであった。

低緯度地域でもオーロラが観測されたほか、地球の磁場が乱れて起きる「磁気嵐」で一部の航空機の無線通信などに障害が起きたのであった。

今回のフレアに伴って、電気を帯びた微粒子が時速八百万キロの猛スピードで飛散し、約十九時間後のアメリカ東部時間二十九日午前一時過ぎ(日本時間同日午後三時過ぎ)、太陽から一億五千万キロの距離にある地球に到達したのであった。

変電施設の故障による大規模な停電のほか、ラジオ、無線、カーナビが使えなくなる現象も起きたのである。

さらに、NOAAによると、北緯三十二度のテキサス州エルパソでもオーロラが観測された。北海道十勝の銀河の森天文台では、二十九日の夜、うっすらとしたオーロラが見えたというのである。オーストラリアの南緯三十二度付近でも十月三十日未明「乳白色の光」のオーロラが観測された。

オーロラは荷電微粒子が大気と衝突して光る現象である。通常であるなら、荷電微粒子は両極付近に集まるため、オーロラは低緯度地域では見られないはずである。

かくして先のロシアからの情報が裏付けられるような現象が地球各地で起き出してきたのである。

今から約二千年前、イエスがあたかもこれから起きるであろうフォトン・ベルトについて述べていたかのごとき言葉が新約聖書・マタイの福音書に記録されている。

イエスが十字架刑を前にして弟子たちとオリーブ山に行ったことがあった。そのオリーブ山に登るならば、エルサレムの町が眼下に広がるのである。

しばしの休息の後、イエスの弟子たちはイエスに次のごとく述べた。

「お話しください。いつ、そのようなことが起こるのでしょう。あなたの来られる時や世の終わりには、どんな前兆がありますか」

何という大胆な質問であろうか。世の終わりにはどのような前兆が起きるのかと尋ねたのである。

それに対してイエスは正面から次のように答えている。

「……また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くことになるであろうが、気をつけて、あわてないようにせよ。これらは必ず起こらなければならない。しかし、まだ終わりが来たのではない。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々にききんと地震が起きる。しかし、そのようなことはみな、産みの苦しみの初めである……」(「マタイによる福音書」24・6-8)

今から二千年前といえば、ラジオもなければテレビもない。しかし、イエスは弟子たちに「戦争と戦争のうわさを聞く」と述べた。すなわち終末期が来るならば、世界中の至る所の人々が毎日のように戦争と戦争のうわさを聞くことができると述べたわけである。すなわち、私たちが使っているマスコミのことを見通しているがごとき言葉である。


イエスの語った不思議な言葉

人間の科学で、あるいは国連の力で平和が訪れるわけではない。

イエスは「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がる」と述べた。

一九九一年十二月、ソ連崩壊とともに冷戦は終結した。そして、アメリカが一極集中の勝利を掴んだかのごとくに見えた。多くの人々はこれによって全世界に平和が訪れると思ったであろう。

しかし、ソ連崩壊とともに起きたのはまさにこのイエスの言葉のとおりのことであった。その典型的なことが旧ユーゴスラビアに代表されるバルカン半島の争いであろう。

そして、9・11テロ以降、新たなるテロ戦争が勃発したのである。ブッシュ米大統領のイラク戦争開始とともに、あたかも今まで眠っていたかのごとき戦火が大きな炎となって中近東、さらには全世界に広がっていこうとしているのである。

その中でイエスは「地球上の方々でききんと地震が起きる」と述べた。

私たちはこのイエスの言葉を局地的に見るのではなく、時代の流れ、そして全世界的規模で捉えるべきであろうが、今まで私たち日本人にとって遠いと考えていた
飢饉と地震が何か足下に近づきつつあるような錯覚さえ覚えるのである。

イエスはこれらの言葉の後、次のように述べた。

「……それゆえ、預言者ダニエルによって語られたあの荒らす憎むべき者が、聖なる所に立つのを見たならば、(読者はよく読み取るように。)そのときは、ユダヤにいる人々は山へ逃げよ。

屋上にいる者は家の中の持ち物を取り出そうと、下に降りてはいけない。……そのときには、世の初めから、今に至るまで、いまだかつてなかったような、またこれからもないような、ひどい苦難がある。もし、その日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はいない。しかし、選ばれた者のために、その日数は少なくされる」(「マタイによる福音書」24・15−22)

ここに出てくる「ダニエル」は旧約聖書に登場する預言者のひとりである。彼らはまさに終末の預言について詳しく述べていた。

ローマ帝国の復活について、そしてその指導者がイスラエルに帰ったユダヤ人たちと、中東和平の契約をすることが述べられていたのである。

これは非常に有名な預言であって、聖書の影響を受けた国々の民族はよく知っていることである。

その中東和平の契約は七年間であって、結局はその三年半で、すなわち契約期間の中途でその復興ローマ帝国の指導者が破棄するというのである。
ヨーロッパがイスラエルに対して契約を破棄する……。そして特にイスラエルに帰国した本当のユダヤ人たちが激しい試練に遭うというのである。

おそらく周りのアラブ諸国、さらには多くのイスラム教徒たちがイスラエルへの攻撃を開始するのであろう。

イエスは「もしその日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者(本当のユダヤ人)はない。しかし、選ばれた者(本当のユダヤ人)のためにその日数は少なくされる」と述べている。

今日、イスラエルは建国され、本当のユダヤ人たちは続々とイスラエルに帰ってきている。しかし、それとともにイスラエルと周りのアラブ諸国の緊張は増してゆくばかりである。

イラク戦争後、イスラエルに対するアラブ民族、さらにイスラム教徒たちの憎しみはますます増大してきているのである。一本のマッチで大爆発が起きるかのごとく、中東の、そしてイスラエルとパレスチナ、さらにはイスラエルと周りのアラブ諸国との間での戦争は避けがたいものとなりつつあるのである。


「聖書の暗号」とは何か

そのような終末期のなお究極において、イエスはフォトン・ベルトを予告するような言葉を述べている。

「だが、これらの苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされる」(「マタイによる福音書」24・29)

二〇一二年十二月二十三日、フォトン・ベルトに太陽系が突入する時、約百時間あまりにわたって、太陽を見ることができなくなるとのことである。真っ暗闇の中を通過していくのである。ちょうどノアの箱舟の時代に、ある者たちはその結果として生命を失い、またある者は、すなわち洪水に対する備えをしていた者たちが向こう岸に渡ったようなことが起き得るのであろう。

イエスはその後、次のように述べた。

「人の子」という表現は復活したイエスが、再び救世主としてこの世界に来るとして述べた自己紹介のごとくに使った言葉である。

ここに書いているのはキリスト教という宗教やその組織のことではない。

イエスそのものが何を語り、何を考え、何を見通して人間に忠告したかを取り上げている。

「そのとき、人の子のしるしが天に現われる。すると、地上のあらゆる種族は、悲しみながら、人の子が大能と輝かしい栄光を帯びて天の雲に乗って来るのを見る。
人の子は大きなラッパの響きとともに、御使いたちを遣わす。すると御使いたちは天の果てから果てまで、四方からその選びの民を集める」(「マタイによる福音書」24・30、31)

イエスが復活したならば、再び彼は終末期にこの世界の争いを止めさせ、新しい時代をつくるために天から到来することもあり得るのであろう。

イエスの言葉はそのことを語っているのである。

以前、国際時事講演会で「聖書の暗号」について述べたことがあった(国際時事講演会カセットNoT225/ビデオNoNV103)。

実はフォトン・ベルトが今から三千五百年前に書かれた旧約聖書を駆使し、かつコンピュータによって「聖書の暗号」の中で予告されていたのである。

当研究所のスタッフがフォトン・ベルトそのものの言葉について、いくら調べてもフォトン・ベルトは出なかった。しかし、フォトン・ベルトは「光の子」という意味であるがゆえに、これをもってコンピュータで旧約聖書を研究した。その結果として、ここに掲げたような結果が出たのである。

これを見ていただければ分かるように、その日付はまさに二〇一二年十二月二十三日であることが分かる。しかもそれは神の摂理であることが分かるし、「残存者」がいることも明らかになっているのである。

映画「デイ・アフター・トゥモロー」があった。それと同じような現象がこの地球上に起きる。そして、新しい時代が到来するのである。

先にイエスが語っていたフォトン・ベルトと思われるメッセージと、この「聖書の暗号」を併わせて考えて頂きたい。

このことはおそらく現実のこととなり得るであろう。

ちなみに十月二十三日に起きた中越地震についてはどうであろうか。

私たち日本人でさえ「中越」という言葉を使うことはなかった。「上越」という言葉は聞いた。新幹線でも使われているし、「上越市」という町もある。しかし「中越」はほとんど耳にしたことはなかったのである。

しかし、旧約聖書を駆使して、コンピュータでこの聖書の暗号を探るならば、「中越地震」が出てくるのである。これはまさに驚きである。

ちなみにその聖書の暗号を取り上げておく。また列車の脱線のことも述べられている。

国際時事情報誌 エノク 2004年 12月号より


フォトンベルトが人体に及ぼす影響とは?

1991年、オーストラリアで発行されている『Nexus』(ネクサス)という雑誌で「フォトンベルト」が世界で初めて紹介された。その紹介記事の内容は次のようなものであったという。

「この過剰なフォトンはわれわれの銀河系の中心から放射されている…太陽系は1万1000年ごとに銀河系のこの部分に進入し、それから2000年かけて通過し、2万6000年の銀河の軌道を完成させる……」

それでは、フォトンベルト到来によって私たちは具体的にどのような状況におかれるのであろうか?その点について、シェルダン・レポートの著者である、アメリカ人コンタクターのシェルダン・ナイドル氏は次のような内容の情報を伝えている。彼はフォトンベルトが地球を覆う前後の地球人救済のために活動を行なっている宇宙的存在である銀河連盟からの情報の伝達者であるという。

1.フォトンベルトによって地球のすべての原子が変換される。

2,体の原子も変換するため、準エーテル体のまったく新しい人体へと変化する。

3.大気が圧縮されるので、すべての材質が濃密になり、最大の危機としては核連鎖反応か、あるいは核分裂物質の放射性爆発のいずれかが起きる可能性がある。

4.太陽光が遮断されるため、氷河期タイプの寒さとなる。

そして地球がフォトンベルトの外側または皮膚にあたる「ヌルゾーン」に突入すると、人類はいまだかつて経験したことのない体験をすることになる。「ヌルゾーン」は、エネルギーが極度に圧縮されている領域であり、ここに三次元の物質が入った場合、磁気の影響を受けずにそこから出ることは不可能であるとされている。そして磁場、重力場などすべてが変化し、更にヌルゾーンが地球表面を加圧することで、さまざまな地殻変動も起こる。この「ヌルゾーン」を通過するのに、約120時間から140時間かかるとされ、さらに突入する際に「暗黒の3日間」になる。



では、「ヌルゾーン」を脱出した際はどうなるのであろうか?その後は、夜のない昼だけの状況になり、地球全体の気候は温暖になり、あらゆる生命体は活気付けられる。そして人類はかつて12本のDNAを保持していたが、それらが復元されることになる。そしてこの12本のDNAを獲得した人類は、病気に対する耐性を持ち、その潜在的な能力が十分に発揮されることになる。その結果、「フォトン・エネルギー」で食事なしで生きられるようになる。また人間の潜在的能力である超常的能力も獲得され、霊的な進化もとげていく。しかしこの移行も、高次元の振動数に耐性のある者だけが可能となる。(渡邊延朗著『フォトン・ベルトの謎』『リセット』参照)

この内容は、「日月神示」に述べられている内容にも合致点が多い。いわゆる天理、大本から受け継がれている「病まず死なずの世界」、「みろくの世」、「地上天国」、「半霊半物質の世界」に共通するビジョンがここでも提示されている。

そして2012年から2013年にかけて、さらなる変化があり、それは、太陽系全体が銀河の中心寄りに瞬間移動し、それまでのプレアデス進化系列からシリウス進化系列に移行するというのだ。現在はシリウスは地球から約8・3光年の位置にあるが、約3光年の位置に移動することになる。この時には昼間のみの24時間は終わりを告げ、昼夜各12時間のライフサイクルに戻り、人間はその時完全な5次元の存在になるか、平均寿命は1000歳程度になるという。

さらに、「フォトン・エネルギー」の接近による人体への影響として、『フォトン・ベルトの謎』の中で、47代続く風水師であるN氏は次のように述べている。

「フォトン・エネルギーは、人類のDNAに多大な影響を与えます。ご存知のようにDNAの構造はらせんの渦巻状になっていますが、フォトンはこのらせんをほどくような作用を起こします。人体に影響を受けるようになると、インフルエンザにかかったような状態が長く続きますが、病気としては、いわば"波動病"と呼んでもいいような症状です」

「人間の細胞は、遺伝子、電子、陽子さらには原子核で構成されています。フォトン・エネルギーはこの細胞のバランスを大きく狂わせるのです。最近の研究では細胞のバランスが崩れた結果が、ガンの原因だということがわかってきています」

また人体に具体的に現われる症状として次のようなものがあると指摘されている。(『デイ・オブ・オメガポイント』参照)

インフルエンザ状の症状(高温、関節痛)/めまい/耳鳴り/呼吸障害/免疫力低下/リンパ系疾患/偏頭痛/吐き気・下痢/心臓動機/全身疲労/筋肉痛・筋肉の痙攣/鼻水・鼻づまり/筋力の衰え/睡眠障害/軽い記憶喪失そして、一般的傾向として、爪や髪の伸び方がきわめて早くなるという現象が見られるという。また、これらの症状は医師からは原因不明と言われるケースが多い。そしてそれらに対する対処法として次の方法をあげている。

1,十分に休養をとる

2.ストレス解消法として民間療法(ハーブ療法など)を試みる

3.筋肉に痙攣などが現われる時は、泥浴などを試みる。その場合、できるだけ長時間湯につかるようにする

「フォトンベルトと日月神示」岡田光興 著より


船井幸雄氏のフォトンベルト説

ハッブル宇宙望遠鏡に
写った光の帯の謎

ところで、いま迎えつつあるこの大変革期には、人々がいい思い、いい波動を発信すれば、地球を一気にいい方向へ向かわせる可能性があります。

その理由を話していきたいと思います。

一九六一年、ドイツの天文学者、ポール・オット・ヘッセは、プレアデスの中心星、アルシオネを取り巻いているドーナツ状の光の帯を発見しました。

一九九六年、ハッブル宇宙望遠鏡は、このドーナツ状の帯の撮影に成功したのです。このドーナツ状の帯は一般に「フォトンベルト」、もしくは「黄金星雲(ゴールデン・ネビユラ)」と呼ばれてきました。

この「フォトンベルト」といわれる帯に関してはここ数年、ある仮説が唱えられてきました。私なりにそれらをまとめると次のようになります。

太陽系は約二万六〇〇〇年かけてこのアルシオネのまわりを一周していると考えられる。地球は二〇一二年一二月二三日にこのフォトンベルトといわれている帯に完全に突入する。地球は、一九八○年代から徐々にこのフォトンベルトに出入りしはじめ、全面的に突入したときから約二〇〇〇年間はこの帯のなかにいる。

二〇一二年一二月二二日から二三日にかけて、地球がフォトンベルトといわれている帯に全面的に突入すると、磁気や電波の異常が起こり、すべての電気機器は機能しなくなり、ものすごい量の光の照射を受けて、地球上の生物には突然変異や想像もできないような変化が生じる可能性がある。人類が滅亡してしまう可能性もある。

地球は約一万三〇〇〇年ごとにこの帯に突入し、人類が滅亡に瀕するようなことを繰り返してきたのではないかとも考えられる。

太古以前に存在した超古代の文明の痕跡がオーパーツ(Out of Place Artifacts=存在するはずのない場違いな工芸品)として、世界中で発見されているのはそのせいかもしれない。

さらにそれに近いことを、古代マヤの天文学者たちや、ネイティブ・アメリカンのホピ族などは五〇〇〇年以上も前から予言しており、マヤ暦が二〇一二年の一二月二二日で終わっているというのは、人類滅亡の日であるからだとも考えられる。

これには、いろいろ矛盾がありますが、終末論とともにこの仮説が広まりました。私も一時期びつくりして著書などで紹介しました。

いま、ユダヤ教やキリスト教はじめ世界中の宗教にみられる人類の終末が、地球がフォトンベルトといわれている帯に突入することを意味しているのではないか、そしてそれが二〇一二年と目前に迫っていることから、もうすぐ人類が滅亡してしまうのではないかと不安を感じる人も多くいるようです。

『フォトン・ベルトの謎』(二〇〇二年四月、三五館刊)や『奇跡の日』(二〇〇四年四月、ガイア出版刊)などの著書がある渡邊延朗さんは、このような仮説があることを知り、フォトンベルト関連の情報を詳しく調べていました。

しかし、私が信頼できる物理の専門家から聞いたことなどによると、物理の法則から考えて、この帯のことを「フォトンベルト」と呼ぶのはおかしいといえそうです。

フォトンとは光子のことであり、素粒子物理学の世界では「電磁力」を生む媒介粒子のことを指します。

フォトン、すなわち光は、約秒速三〇万キロメートルで直進する性質をもっています。
これだけのスピードで直進する性質のものがドーナツ状の帯をつくることは、物理の法則上ありえないということです。


また、万有引力の法則などから考えると、太陽系がアルシオネという銀河の中心である星の周りを、二万六〇〇〇年で一周することもありえないことだそうです。

それでは、ハッブル天体望遠鏡に写った光の帯のようなものの正体はいったい何なのでしょうか。そして、世界各地の伝説や予言の多くが、二〇一二年一二月頃に何かがあるといっているのはどういうことなのでしょうか。
これらは単純に無視していいものではないと思います。



これからの一〇年は
地球が優良星になる絶好のチャンス

私は、ハッブル宇宙望遠鏡に写ったのはフォトンではなくて、現在の科学では未解明の他のエネルギーの帯ではないかと考えています。

未解明のエネルギーとして、どんなものが考えられるでしょうか。

いま宇宙には、「重力」「電磁力」「強い力」「弱い力」という四つの力が存在していることがわかっています。この四つの力は、作用する物質のあいだでゲージ素粒子と呼ばれる物質が行き交うことによって発生しています。

ゲージ素粒子には、重力を媒介する「グラビトン」、電磁力を媒介する「フォトン」、強い力を媒介する「グルーオン」、弱い力を媒介する「ウィークボソン」があります。

さらに最近、この四つの力のほかに第五の力、第六の力の存在を想定しないと説明できない現象のあることがわかってきました。この第五の力、第六の力を媒介する物質は「思念子(セイマトロン)」、「生命子(天子)」と呼ばれています。

思念子とは、想念を伝達する物質で、生命力や精神力、人間が放出するエネルギーとされています。そして生命子とは、万物創生の力や直感(情報)力と考えられています。

私はいま、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したのは、この思念子や生命子のベルトだったのではないかと考えています。肉眼でみえないものでもカメラに写ることがあるのは「たまゆら」などの実例でよく知られていることです。

これまでフォトンベルトに関していわれてきたように、二〇一二年一二月に地球は大量の「フォトン」を浴びるのではなく、地球に思念子や生命子という地球を活性化させるエネルギーが大量に降りそそぐというふうに置き換えてみると、先に紹介した文章は次のようになります。

一九八○年代から、あらゆる生命体を活性化する思念子や生命子が太陽系に多く降りそそぎはじめ。二〇一二年一二月頃に非常に多くになる。それが二〇〇〇年ぐらい続く・・・

こう考えると、これからの一〇年あまりは、フォトンベルトの仮説のように人類が滅亡に向かうのではなく、地球が優良星になる絶好のチャンスということになります。マヤ人など一部の人たちには、それがわかっていたのではないでしょうか。

第二章で紹介した六爻占術や古代中国運命学のように、未来を正確に予測する方法は昔からありました。占星学や運命学によって、人類の未来を見通す能力を身につけた人がいたとしてもおかしくないように思われます。

また、坂本政道さんのように、体外離脱して未来の世界をみてくることができる人もいます。

坂本さんは以前、モンロー研究所でスターラインズという宇宙を探索するプログラムに参加したとき、「宇宙のあらゆる存在は生命エネルギーの表出であり、宇宙には生命エネルギーが満ちあふれている」ことを感じたといいます。そして、クラスター・カウンシルという高次の意識存在から次のように告げられたそうです。

「二〇一二年をピークとして、生命エネルギー、無条件の愛が地球生命系に注ぎ込む。それはすでに始まっている。生命エネルギーが注ぎ込むことによって、地球生命系と人類に一大変化が起こる」。

この生命エネルギーとは、「愛情、生命力、喜び、好奇心、知性、感銘、創造性といったすべてを活性化させるエネルギーであり、全宇宙の生きとし生けるもののすべての命の源、命そのものといってもいいもの」だといいます。

坂本さんはその著書『死の「壁」を超えるSUPERLOVE』(二〇〇四年八月、ハート出版刊)で、無条件の愛、仏教における慈悲の心、ロバート・モンローさんのいう「スーパーラブ」も、すべてこの生命エネルギーのことを指していると述べています。私はこのエネルギーを「生命活性化エネルギー」と呼んでいます。

そして私たち人間は、坂本さんのいうように、この生命活性化エネルギーを受け入れることで、いまよりも一つ上の知的存在に成長できる可能性があると思っています。

それらの真偽は別にしても、やはりいまこれらの諸情報や事実からみて、地球は素晴らしい未来へ向かう可能性のある変革期を迎えているのは間違いないようです。

「世の中、大激変」船井幸雄 著より