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町村泰貴

北海道大学大学院法学研究科教授。北の国から見る法・裁判・民事、そしてサイバー法。
町村泰貴 (matimura) - Twitter

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bankruptcy:プロバスケチーム運営会社の破産

毎日jp:男子バスケ:bjリーグの高松が破産 負債5000万円

残念ながら、公式ページは既に消えてしまっている。

wikipediaより

高松ファイブアローズは、穴吹工務店がメインスポンサーとなった四国初のプロバスケチームで、現東京アパッチのラシード・スパークスやジュリアス・オイラー・アシュビーなどが在籍していた。

ところが、穴吹工務店が民事再生に陥ってしまったものだから、代替のスポンサーが見つからず、今日に至った。

今回のことは選手にとって突然のことらしく、主将は「今年1、2月ごろ厳しい状態だと聞かされていたが、まさか破産してから言われるとは。相談されなかったのが悔しい。こんなふうに終わってしまって、応援してくれた人に申し訳ない」とコメントしている。

 プロスポーツチームの破産ということで、リーグとの契約関係などかなり特殊な問題もあろうが、一般企業の倒産になぞらえていえば、選手を中心とするチーム自体は一つの事業体みたいなものだ。その活動により収益を産むものである限り、まとめて売却するのが最も効率がよいし、事業体を構成する従業員の雇用面でも、また事業体の取引先の経営という面でも、あるいは一般ユーザー(この場合はファンに相当するか)にとっても、事業体のまま売却して経営を継続させるのが望ましい。

 特に高松ファイブアローズは、香川県や高松市がバックアップしており、いわゆる第三セクターとも共通する構図があるのだから、事情が許せばM&Aにかけてみるというのが望ましい。

 もっとも、Wikipediaの記載によれば、破産手続開始申立ての時点で全従業員・選手を解雇したというのだから、もう遅いのかもしれないが。

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